犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

郡上踊りin青山

2013年06月30日 | 踊る阿呆
そういう看板でやってるんだから、そう書くしかない。
郡上踊りin青山。

場所は神宮球場の南隣、秩父宮ラグビー場の正面広場。

郡上踊りとは、岐阜の郡上辺り一帯の盆踊りで、
7月の半ばから9月の始めまで、ほぼ毎日どこかの地区で踊っている。
しかも8月半ばの盆の時には、5日間、夜を徹して踊る。

こういうのでワクワクしちまう手合いを、当地では
踊り助平と呼ぶそうだ。
その踊り助平が、東京では2日間だけだが、ぞろりと集まる。

会場には屋台や物産展もあるが、下駄屋も来ている。
安価な桐の下駄が買えて、踊って緩めば鼻緒も締め直してくれる。
その作業の手早さときたら、両側締めても一分とかからない。

唄の文句の中に
「郡上の八幡出てゆくときは 雨も降らぬに袖絞る」
という有名な一節がある。
踊りは一曲が長く、また、次の曲もすぐに始まる。

東京のこの会場には、保存会の人たちが来て演奏してくれる。
それだけでも楽しいものだが、櫓の周りは踊り手の輪が七重八重。
たいした人出だ。

おや?ピエール瀧がいる。
腹もでかいが背もでかいし何より顔がでかいから目立つね。
いや、失礼。

毎年、抽選券付きの手拭いを売っている。
手拭い大好き、くじもそこそこ好きな私は買いますとも。
なに?三種類ある?
迷った末に、「今年の」に決めた。

とかなんとか言ってると当選発表。
会場で使える商品券?下駄が買える額だね。
一等は旅行券と郡上の宿泊券?4泊くらいしたいね。

おお、一等賞の人が出てきた。
「世田谷から来ました、瀧です・・・。今日は主人と・・・」
は?アラアラ、瀧さんが持ってっちゃうの?
あら~。素人に当てようよ。(抽選は厳正に行われております。)か。

残念賞もあります、掲示してあります、ってんで
期待せずに見に行くと、私の番号、あるじゃないの。
見ると土産袋といった紙製の手提げ袋が並んでいて、
福袋のように選べる。
荷物になるから、帰りにもらおっと。残り物には福があるだろう。

かわさき、三百、げんげんばらばら、春駒、甚句、やっちく
他にもやったかな?
前掲の唄の文句のごとく、汗ぐっしょりになる。

髪を短く切っているので、汗は流れて目に入る。
早く帰って風呂に入って頭を洗いたい。
それに、Tシャツが濡れて冷えると、私は腹を下しそうで怖い。
速乾性のシャツをちょっと奮発してでも買わなきゃ、と思う。
踊りの帰りにピーピーしたくないもんね。

おっと、帰る前にお土産もらわなきゃ。
最初に手の伸びた袋。迷わないぞ。
思えば迷って決めた手拭いに付いてた番号で当たったんだからラッキーだ。
電車に乗って腰掛けてからいそいそと袋を開けると、
茶カテキン・ツバキ油配合の静岡マル桐シャンプーと、
スワローズのデサント製Tシャツ。

わー。
ついさっきの願いが二つっとも叶っちゃったよ!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クロイトトンボ | トップ | 郡上踊り 青山から »

コメントを投稿

踊る阿呆」カテゴリの最新記事