犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ショートステイ前半 火の用心

2019年11月30日 | 日々

普段、家にいるのが老犬と老人なので、
火気には注意が必要だ。

2年前に、オイルヒーターを買った。
部屋を暖める強さで使うと、かなり電気代がかかる。
老人のほうは幸い、あまり寒がりではない。
あまり暖かいと気分が悪くなる、というタイプである。

足元が暖かければ良いだろう。
と言っても、ホットカーペットは嫌いだ、という。
炬燵も嫌いだった。
ジメジメした足の持ち主だからだ。
足が温かいと水虫になる、と言う。

これはひどい間違いで、血流の悪い足は
冷たく、角質化が進んだり、代謝の悪さから臭ったりする。

その問題は措いて、暖房の話がしたい。

老犬は老犬で、暖房にとても近付く。
全身を毛が覆っているせいか、
熱いだろうと思うくらいストーブに近付く。
あげく、毛が焦げていたりする。
危ない。
昨年も、赤外線ヒーターで尻尾がキツネ色に焦げた。
犬なのに。



足元に立てるパネルヒーターを買った。
安全だ。
45°まで傾くと勝手に消える。
スイッチを入れて3時間経つと勝手に消える。
おっといけねえ、自動的に消えてくれる機能が付いている、だ。

ほんのりと暖かい。
ひどく安全だ。
あんまり温まらない気がするくらい、安全だ。



私の目が行き届くので、ショートステイ中は石油ストーブを出している。
飼い犬ジーロくんも、焦げない程度の距離をおいて寝るように、マットを置いておけば良い。

まずは灯油を買ってくる。
20リットルの赤いポリタンクを2本、
近所のガソリンスタンドで満タンにしてくる。

2年ほど前から、電動のポンプを使っている。
電池は抜いておいたんだったか。
見ると、入っている。
が、スイッチを入れても動かない。
出してみたら、充電式の電池だった。
放電しきってしまったか。

充電を待ってはいられない。
いや、乾電池の買い置きが有ったはずだ。
と見ると、残念、単4だった。
必要なのは単3が4本だ。

しかたない。直接注ごう。
ストーブのタンクを低い所に置いて、一つのポリタンクで押さえ、
漏斗を口に差して、もう一つのポリタンクをよいしょと持ち上げて、
気合いで傾ける。

狙い通りに漏斗に入る。
重い。けど、うまくいっている。
いや、しまった、タンクの窓が見えない。
あの、灯油が満タン近くなると黒くなっていくあの窓、あれが見えない角度になっている。

重いポリタンクをまた上に向け、注ぎ込むのを止める。
窓を確認する。
まだだ。
しばらく注ぐ。そろそろか。停める。見る。まだだ。持ち上げる。
しばらく注ぐ。そろそろだろ。停める。見る。まだかよ。持ち上げる。

んなことを3度も4度もやる。
溢れさせたくないから確認するのだが、
これがあだになって却ってこぼす。
注ぎ始めはどうしても勢いが強く、漏斗がズレてしまうのだ。

灯油が辺りにこぼれる。
もったいないやら、不用心なやら、
でもすぐに揮発するよね。
ふん。



翌々日、ストーブが消えた。
今日は電池を充電してある。ふっふっふ。
電動ポンプに電池を入れて、スイッチを入れる。
動かない。
そうですね。
もう、充電できなくなっている。

今度は、タンクの窓が見える角度に置いて、灯油を汲む。

ポリタンクを持ち上げて、傾けようとして底を持って気付いた。
手を掛けやすい形になっている。
底が平らではなく、下駄のようになっていて、指が引っ掛けられるのだ。
すばらしい。

そんな事を繰り返すうち、
ポリタンクの残りの灯油も減って軽くなり、汲みやすくなる。
作業にもすっかり慣れた。
なんだかもうポンプは要らないような気さえしてくる。

いやいや。
次は20リットル入っているポリタンクだから。
重いから。
傾ける勢いが難しいから。
ポンプさえ有れば、いや、
電池さえ有ればいいのだから、
電池買えってば自分!
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