犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

モノアラガイ天国と地獄

2023年03月12日 | イキモノタチ
睡蓮鉢の中に植木鉢を入れて、トチカガミとコウホネを植えている。
そこに、モノアラガイがイヤというほど殖えている。

冬の間もけっこう動いてはいる。
この頃は暖かくなってきたので、活発になってきた。

アホほど殖えるのがイヤだ。
天敵は何か調べたら、ゲンジボタルの幼虫だった。
ううむ。ゲンジボタルの幼虫を手に入れれば良いのか。

あまり好きでないもう一つの理由は、
水面下を這うことである。

水面というものは、たよりない物のように思えるのだが、
これを、這うのだ。
貝は水中にいるので、水面の上でなく、下を這う。

だから、我ら人間が水の外から見ると、
水面に貝の腹が見えるわけである。

物とも言えないような水面という所を、
腹を上にして這う。

ああ、よく分からない。
水面下を這っている時、貝の腹は空中に触れている、ということになるのだろう。
胴体は表面張力で浮いているのだろう。
じゃあ、正確には、水面下を這っているのではなく、
水面のすぐ上の空気を這っている、ということになるのか。

青黒い、小さな貝のナメッとした腹が水面に点々と見えるのだ。





睡蓮鉢を洗う。
白い鉢なのだが、土色に汚れている。洗うべし。

玄関先にバケツを3個置いてあった。
深緑、青、黄色。
黄色のバケツにはボウフラが湧かなかった。
蚊の母は明るいところは嫌いなんだろうか。

睡蓮鉢も、汚れて土色にしておくよりも、
白い鉢の肌を磨き出しておいたほうが、
ボウフラが湧きにくいのではないだろうか。



睡蓮鉢の中に沈めてある植木鉢2つを取り出す。
そして側面を見て、思わず「ウゲエッ」と声が出た。



覆い尽くさんばかりに、貝の卵がくっついているのだ。
幅3㎜、長さ15㎜くらいの透明なゼリー状のものの中に、
白っぽい点々が見える。
この点が全て貝に育ったらエライことになる。

容赦せずにブラシで擦った。
ホースで勢い良く水をかけて流した。

これだけ洗ったって、まだまだどこかしこに卵は有るだろう。
滅ぼすことはまず無理だと思う。



睡蓮などを買うと、鉢や株にくっ付いてきてしまうのだ。
こんなものを庭の池に入れてしまったら、
池じゅうにモノアラガイが繁殖してしまったら、
と想像するときききき気持ち悪い。

鉢を洗った水が池に流れ込んだりしないように。

鉢を擦ったブラシの毛先に、ネバネバがくっ付いている。
トントン、と叩くが、なかなか取れない。
水でもなかなか流れない。

ああ恐ろしい。

コメントを投稿