
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/b7e6bc549b327a05a7a096501f5f28ce
ホタテの刺身に舌鼓を打ち、三内丸山の規模や数々の出土品に驚き、
環状列石の天文学に驚き、ピラミッドの不思議、キリストの墓は何か違うもの、
遮光器土偶は一体何者、文字を刻んだ石のある山に登る、
などの旅の中から出た法螺であった。
不思議の山の中にいたら、帆立貝型のUFOがやってきて、
それに乗って宇宙人に連れられてあれこれ見聞きしてきたが
時間は経つばかりかちょっと戻っていた、 という法螺であった。
という解説に至るまで3週間も旅日記がかかったが、
旅日記自体はまだまだ続く。
※ ※ ※
「石狩挽歌」の動画を作ると決めてから、
切り絵のもとになる写真を集め、選び、色を考えたりした。
厳しい北海道の自然と、漁獲量に翻弄される生活を思った。
まず、にしんを実際に食べてみよう、と思った。
東京で生活していると、そんなに食べる機会は無い、と思っていた。
しかし、にしんにしんと思っていれば、スーパーに行った時も
にしんが目に入ってきた。
鮮魚コーナーではなく、惣菜コーナーだったが。
「にしん菜の花」は酢〆でうまかった。
食べる前に、ふと「あれからにしんは どこへいったやら」の部分で
これが使えると思い付いた。
にしん料理で他にすぐ思い浮かぶものと言えば、にしん蕎麦だ。
※
酸ヶ湯に行ったときに、わきの食堂の入り口に、
にしん蕎麦の看板を見つけた。
北海道新幹線開通記念メニュー、とある。
なんせあちこちこれで沸いている。
「津軽海峡交流圏」という文化区分を作ろうとしているらしい。
コッペパンまで新幹線にあやかっている。
そう、ね、似ていなくもない、ね。
お風呂に寄ったのは朝だったので、残念ながら食堂の開店はまだまだだった。
※
インターネットで調べてみると、東京でにしん蕎麦を出す店は少ないようだった。
立ち食い蕎麦通の間で知られるある店で出すようで、行ってみたいと思った。
が、もう一軒が近かった。
深大寺だ。
しかも、深大寺に20軒あまりある蕎麦屋のうち、
私がいつも行く深水庵に有るという。
実は、東京でにしん蕎麦は珍しい、ということに調べてみて驚いた。
別にそんな気がしていなかったからだ。
そんな気がしないのももっともで、いつも行く店で見ていたからだ。
しかし、注文したことは無かった。
蕎麦はやっぱりぬるいつゆにつかっているのより、
ざるの上できりっと待っているヤツのほうが断然うまい。
※
ご覧ください。
8弦ウクレレによる「石狩挽歌」
https://www.youtube.com/watch?v=-W9sud8uBDg
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