犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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時空旅行的青森 法螺篇

2016年05月21日 | 流民の窓
[あらすじ] 毎月1日は法螺話を書いている。4月だけじゃ足りないぜ。

http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/b7e6bc549b327a05a7a096501f5f28ce

ホタテの刺身に舌鼓を打ち、三内丸山の規模や数々の出土品に驚き、
環状列石の天文学に驚き、ピラミッドの不思議、キリストの墓は何か違うもの、
遮光器土偶は一体何者、文字を刻んだ石のある山に登る、
などの旅の中から出た法螺であった。

不思議の山の中にいたら、帆立貝型のUFOがやってきて、
それに乗って宇宙人に連れられてあれこれ見聞きしてきたが
時間は経つばかりかちょっと戻っていた、 という法螺であった。

という解説に至るまで3週間も旅日記がかかったが、
旅日記自体はまだまだ続く。

※ ※ ※

「石狩挽歌」の動画を作ると決めてから、
切り絵のもとになる写真を集め、選び、色を考えたりした。
厳しい北海道の自然と、漁獲量に翻弄される生活を思った。

まず、にしんを実際に食べてみよう、と思った。
東京で生活していると、そんなに食べる機会は無い、と思っていた。
しかし、にしんにしんと思っていれば、スーパーに行った時も
にしんが目に入ってきた。
鮮魚コーナーではなく、惣菜コーナーだったが。

「にしん菜の花」は酢〆でうまかった。
食べる前に、ふと「あれからにしんは どこへいったやら」の部分で
これが使えると思い付いた。

にしん料理で他にすぐ思い浮かぶものと言えば、にしん蕎麦だ。



酸ヶ湯に行ったときに、わきの食堂の入り口に、
にしん蕎麦の看板を見つけた。
北海道新幹線開通記念メニュー、とある。
なんせあちこちこれで沸いている。
「津軽海峡交流圏」という文化区分を作ろうとしているらしい。
コッペパンまで新幹線にあやかっている。
そう、ね、似ていなくもない、ね。

お風呂に寄ったのは朝だったので、残念ながら食堂の開店はまだまだだった。



インターネットで調べてみると、東京でにしん蕎麦を出す店は少ないようだった。
立ち食い蕎麦通の間で知られるある店で出すようで、行ってみたいと思った。
が、もう一軒が近かった。
深大寺だ。
しかも、深大寺に20軒あまりある蕎麦屋のうち、
私がいつも行く深水庵に有るという。

実は、東京でにしん蕎麦は珍しい、ということに調べてみて驚いた。
別にそんな気がしていなかったからだ。
そんな気がしないのももっともで、いつも行く店で見ていたからだ。
しかし、注文したことは無かった。

蕎麦はやっぱりぬるいつゆにつかっているのより、
ざるの上できりっと待っているヤツのほうが断然うまい。



ご覧ください。
8弦ウクレレによる「石狩挽歌」
https://www.youtube.com/watch?v=-W9sud8uBDg



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