犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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散髪事情

2019年11月09日 | 日々
髪を切った。

自分で切っている。
少し癖っ毛なので、ゴマカシが利く。
まっすぐな髪がストンと生えていたら、こうはいかないだろう。



子どもの頃は、母に切ってもらっていた。
たまに耳から血が出たりなんてことも有ったが、
なかなか上手に切ってくれていたと思う。

中学3年生くらいの時に、美容院に行ったらどうかと勧められ、
行った。
ドライヤーをかけてふんわり仕上げてくれて、かわいらしくなった。
不本意ったらありゃしなかった。



それからしばらくまた母に髪を切ってもらったが、
いい加減そんなお歳頃でもなくなって、
ある時、やめた。

自分で切っている、と言うと、
もう一人、大学の同級生の男子に自分で髪を切っている奴がいた。
彼も癖っ毛だった。
しかしなかなか上手に襟足を刈っている。
聞けば、鋏で切っていると言う。
合わせ鏡で見るのだと言う。



私は合わせ鏡を駆使することはできなかった。
鏡を正面から見て、横から後ろは手触りで判断する。

癖っ毛ということもあって、
切った直後は良いけれど、髪を洗って乾かしてみると、
ぴょろッと一束長いのが出てきたり、ということも有る。

その時はその時で切ればいい。
というくらいの気持ちでやっている。



同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
美容院に行きたい、と言う。

ショートステイ中に美容師さんが来てくれる所も有る。
以前、一度お願いしたことも有る。

「でもやっぱりS先生がいい。」と言う。

母は天然パーマなので、やはりその毛の癖を知り尽くした美容師さんに
やってもらいたいわけなのだ。



自分の先々を思う。
自分で髪を切れなくなったらどうするか。
老いもそうだが、その手前に五十肩ということだって有り得る。

介護の中で、美容師さんに頭を任せられるだろうか。
想像してみる。

きっと、坊主にしてください、と言うだろうな。
で、須山さん、女性なのに、いいの?なんて言われて、
ああめんどくせえ、90になってまで女であれと言われるのか、
などとブログに書く(ブログ続けている)。



今、自分で切っていても、髪型としてどういうふうにしたいのか、
何もイメージを持てないまま切っていることも有る。

そんな状態で美容院へ行って
「どのようにしましょう?」なんて聞かれたら
どう答えよう。

「2ヶ月前に戻してください。」

これ、一遍言ってみたいなー。



あるいは、自分よりずっと若いけれどずっと仕事を続けそうな美容師を見つけて、
性別違和のことから、ジェンダー意識についてを経て、髪の毛に関する自分の考えを
知ってもらうか。

いやはー
めんどくせえ。
やっぱ年取ったら坊主だな。
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