昨日はライブならぬ、"公開リハーサル"だったのだ。
打ち上げで、スタッフの方に
「で、本番はいつやるんです?」と言われ、
ハテ、と思った。
※ ※ ※
私より若い人におせーてあげる。
あのね、今はいろいろテストだの有って、いちいちたいへんだと思うけど、
評価される、ってのもいいもんよ。
だってね、齢喰ってくると、誰も褒めも叱りもしてくんなくなる。
どうすればいいかなんて、誰も教えてくんない。
全部、自分の責任よ。
※
例えば。
中高生のオケの中に一人混じって、何年間かチューバを吹いていた。
合奏中、何か指示が有ると先生は演奏を止めて
それぞれのパートや生徒にガツンと言う。
でもね、チューバはダメ出しゼロよ。
後輩たちだって、私がミスしても指摘できない。
もう、自分でやるしかない。
キツかったなぁ。
※ ※ ※
10年あまり参加している、ペンギンクラブのベーシスト
M氏が、宮古島に移住する、と言う。
オサラバである。
私をこのバンドに呼んでくれたのはM氏であり、
私はM氏の音色やタイミング感も好きであった。
それと、なんとなく自分と似たニオイを感じていた。
いえ、共通点と言えば、
いつもビーサン
スタジオで練習中も酒飲んでる
そんでも●に乗って来て●に乗って帰る
とか。
当時ね。
M氏と知り合ったのは、それ以前のバンドにいた頃のことだ。
私が20代を注ぎ込んだバンドは、月に一回くらいのペースで
ライブをしながら、プロになりたい気持ちでいた。(んだと思う)
当時M氏の勤めていたレコード会社には、インディーズレーベルが
ぶら下がっていた。
そこからCDを出そう、ということで、
現れたのがM氏だった。
あ、渋谷のクロコダイルで初めて会ったんだっけな。
俺はあのバンドが売れたら独立してやろうと思ってたんだ。
と、
昨夜M氏は言った。
そうだったのか。
私らはM氏の夢も背負っていたのか。
でもそのバンドはそのCDを作ってから、違ってしまった。
多分、ゲンインは私辺りで、私はバンドを抜けた。
もろくも崩れ去ったな。
と、
昨夜M氏は言った。
崩壊の前の時期、私は別のデビュー前夜のバンドの
ライブメンバーになっていた。
金こそ出ないが、お仕事モードである。
ホームバンドを離れて、なんとなく孤立感なども抱きながら
演奏を続けていたが、
インストアライブ(レコード屋の店内なんかで演奏する)などの時、
人垣の向こうにM氏の姿が見えることがよく有った。
※
なんというのか、どこかで何かやっていても見ていてくれる人、
ってのがいるのは、なかなかイイもんだ。
そういう存在とは、神だったり父親だったりするんだろうが。。
私のバンド生活にとっては、M氏だった。
※
私は幸い浴したことが無いのだが、
M氏は屁が非常に臭いとのことで、"一人草津"の異名を取っている。
そこでささやかな贈り物として、分子模型ストラップを。
メタン分子(CH4)と硫化水素(SH2)。
※ ※ ※
まあ、昨夜は言ってみればM氏の通夜のようなモノだったわけで。
ここで冒頭の話に戻るが。
そう考えてみると、「本番」は
M氏の葬式になるわけだ。うん。
そうだ。M氏がおっ死んだらまたイゾルデで楽しく演ろう!
打ち上げで、スタッフの方に
「で、本番はいつやるんです?」と言われ、
ハテ、と思った。
※ ※ ※
私より若い人におせーてあげる。
あのね、今はいろいろテストだの有って、いちいちたいへんだと思うけど、
評価される、ってのもいいもんよ。
だってね、齢喰ってくると、誰も褒めも叱りもしてくんなくなる。
どうすればいいかなんて、誰も教えてくんない。
全部、自分の責任よ。
※
例えば。
中高生のオケの中に一人混じって、何年間かチューバを吹いていた。
合奏中、何か指示が有ると先生は演奏を止めて
それぞれのパートや生徒にガツンと言う。
でもね、チューバはダメ出しゼロよ。
後輩たちだって、私がミスしても指摘できない。
もう、自分でやるしかない。
キツかったなぁ。
※ ※ ※
10年あまり参加している、ペンギンクラブのベーシスト
M氏が、宮古島に移住する、と言う。
オサラバである。
私をこのバンドに呼んでくれたのはM氏であり、
私はM氏の音色やタイミング感も好きであった。
それと、なんとなく自分と似たニオイを感じていた。
いえ、共通点と言えば、
いつもビーサン
スタジオで練習中も酒飲んでる
そんでも●に乗って来て●に乗って帰る
とか。
当時ね。
M氏と知り合ったのは、それ以前のバンドにいた頃のことだ。
私が20代を注ぎ込んだバンドは、月に一回くらいのペースで
ライブをしながら、プロになりたい気持ちでいた。(んだと思う)
当時M氏の勤めていたレコード会社には、インディーズレーベルが
ぶら下がっていた。
そこからCDを出そう、ということで、
現れたのがM氏だった。
あ、渋谷のクロコダイルで初めて会ったんだっけな。
俺はあのバンドが売れたら独立してやろうと思ってたんだ。
と、
昨夜M氏は言った。
そうだったのか。
私らはM氏の夢も背負っていたのか。
でもそのバンドはそのCDを作ってから、違ってしまった。
多分、ゲンインは私辺りで、私はバンドを抜けた。
もろくも崩れ去ったな。
と、
昨夜M氏は言った。
崩壊の前の時期、私は別のデビュー前夜のバンドの
ライブメンバーになっていた。
金こそ出ないが、お仕事モードである。
ホームバンドを離れて、なんとなく孤立感なども抱きながら
演奏を続けていたが、
インストアライブ(レコード屋の店内なんかで演奏する)などの時、
人垣の向こうにM氏の姿が見えることがよく有った。
※
なんというのか、どこかで何かやっていても見ていてくれる人、
ってのがいるのは、なかなかイイもんだ。
そういう存在とは、神だったり父親だったりするんだろうが。。
私のバンド生活にとっては、M氏だった。
※
私は幸い浴したことが無いのだが、
M氏は屁が非常に臭いとのことで、"一人草津"の異名を取っている。
そこでささやかな贈り物として、分子模型ストラップを。
メタン分子(CH4)と硫化水素(SH2)。
※ ※ ※
まあ、昨夜は言ってみればM氏の通夜のようなモノだったわけで。
ここで冒頭の話に戻るが。
そう考えてみると、「本番」は
M氏の葬式になるわけだ。うん。
そうだ。M氏がおっ死んだらまたイゾルデで楽しく演ろう!
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