犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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強敵トリツクロイヤー

2018年12月19日 | 介護ウチのバヤイ
[あらまし] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。
ケアマネさん曰く「須山さんは優等生の返事しかしないから。」

もともと、何かと言い訳をする人である。
理由というより、理由づけ、という感じだ。
後付けの理由で辻褄を合わせて格好を付ける。
自分は悪くない。
ということを証明するために、理由をひねり出す。

自分は責められるいわれは無い。
何かを聞かれると、責められているような気持ちにすぐなってしまう。
怒られるのがとても怖い。
だから、言い訳が上手になる。

なぜ母のそんな部分が分かり、いちいち気にかかるかと言えば、
私も幼い頃から、それを見て学んで、似た性質を持っているからだ。
そういう回路そのものもイヤだし、学び取って身に付けているのもイヤなこった。
49ちゃい、いまだ脱しきれず。
「だって同居しているからどうしても影響受けちゃうし。」などと言い始めたら、
まさに泥沼にはまっている証拠。



認知症のあらわれの一つに、とりつくろい、というのが有るようだ。
自分のやったこと、失敗したことについて、とりつくろう。
聞いている側には嘘として聞こえる。
しかし、それは嘘をついているわけではないのだ。
とりつくろっているのだ。

みっともない自分はイヤだ。
こんな結果になってしまったのには、これこれこういう経緯や理由があるのだ、と、
懸命にとりつくろう。



若いうちから言い訳をし慣れていれば、
とりつくろいもしがちではないだろうか。



20年くらい、お祖母ちゃんと大伯母さんの介護をしてきた
友人Mが言う。
「介護保険は本人を助けるためのものになってるからねー。
家族じゃなくって。
でも結局、家族が助からないと、本人も助からないから。」

本当にそうだ。
家族として、Mは制度に助けられていただろうか。



家族、という言葉に違和感が有る。
という私のこの状態に問題の根っこがしっかり生えておるわけだ。



とは言え、感じ良くひとと接して、
良い印象を持ってもらったほうが、良いと思う。
スタッフだって、悪態ばっかりついてるク×××アより、
穏やかに感じ良いことばかり言っているバアサンのほうがいい。
この人のために気持ち良く働く気になろうというもんだ。

そういう意味では、とても良い。



ただ、そとづらが同居人にも通用するかと言ったら、無茶だわな。
ちゃんと自分に向き合ってください。

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