![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/a6/fc4921315a77de0d1b6fbbda6df96a27.jpg)
[あらすじ] 手元の細かい作業のために、老眼鏡を買った。
しかし、このまま衰えるに任せておきたくないので、目の筋トレをしている。
近くを見て、遠くを見る。
立体視の交差法と平行法に似ている。
ランダムドットステレオグラムは、一見すると何が印刷してあるのかさっぱりわからない、
ぐちゃぐちゃの画面を、ぼんやり遠くを見るかちょいとより目にするかで見ると、
何かの絵柄が立体的に見える、というものだ。
でたらめの中から絵が浮き出るのが面白い。
ピントが合うまでに試行錯誤があるが、一旦ピントが合うとくっきりと見えてボケない。
つかんだ!という感覚があるのが痛快だ。
しかし、これ、近くにピントを合わせる練習になっているだろうか。
見ているのは、あくまで30cm先の画面なんじゃないだろうか。
「まるで飛び出ているかのように」見えているのであって、
実際に近くに物があるわけではない。
擬似的に近くに像を結んでいて、それが「浮き出ている」のとよく似ているので、
脳が「立体」として認知しているだけなんだろう。
目がピントを合わせているのは、やっぱり30cmのところなんじゃないか。
つまり、目玉を動かすための外眼筋のトレーニングと、脳のくせづけにはなるけれど、
ピントを合わせるために水晶体の厚さをコントロールする毛様体筋のトレーニングには
なっていないんじゃないか。
という疑問を持ちつつも、
やっぱりステレオグラムはおもしろい。
本の冒頭は、単純な図形をモノクロで印刷してある。
平行法で見ると、丸く浅い穴が陥没して見える。
交差法で見ると、丸い台が飛び出て見える。
老眼鏡は、度数がいくつかあって、それによって焦点距離が変わった。
強いものを掛ければ、より近くが見られるのだ。
立体視をしながら、それを思い出した。
もっと近くを見ると、どうなるだろう。
丸が飛び出た状態から、さらにぐいと目玉を寄せてみる。
するとなんと、違った形が見えたのだ。
飛び出た丸が重なり合い、重なった部分がもう一段こちらに飛び出た
2段の山になっている。
おお!
2段の山から、力を抜くと丸ひとつの山が見えて、さらに戻すとランダムドットの平面が見えて、
そこからさらに遠くを見ると、丸の穴が見える。
と、いうことは、
もっとボーッと遠くを見れば、2つの丸が重なって重なった部分が深い穴が見えるに違いない。
・・・
なかなか難しい。
あっ、ということは、これは3段にもなるんじゃないか?
ぐいっ、ぐいっ、ぐいっ。
おおお!
ああー、じゃあこれは際限無く寄れるか。
ぐいぐいぐいぐいっ。
おおおお!
・・・
そんな次第で、私は今、平行法二段、交差法六段の腕前である。
腕じゃないか。眼か。
お眼前である。
いろんな図柄が見えるのも楽しいが、
単純な図形が重なったときの形も面白いものだ。
所期の目的はすっかり忘れている。
しかし、このまま衰えるに任せておきたくないので、目の筋トレをしている。
近くを見て、遠くを見る。
立体視の交差法と平行法に似ている。
ランダムドットステレオグラムは、一見すると何が印刷してあるのかさっぱりわからない、
ぐちゃぐちゃの画面を、ぼんやり遠くを見るかちょいとより目にするかで見ると、
何かの絵柄が立体的に見える、というものだ。
でたらめの中から絵が浮き出るのが面白い。
ピントが合うまでに試行錯誤があるが、一旦ピントが合うとくっきりと見えてボケない。
つかんだ!という感覚があるのが痛快だ。
しかし、これ、近くにピントを合わせる練習になっているだろうか。
見ているのは、あくまで30cm先の画面なんじゃないだろうか。
「まるで飛び出ているかのように」見えているのであって、
実際に近くに物があるわけではない。
擬似的に近くに像を結んでいて、それが「浮き出ている」のとよく似ているので、
脳が「立体」として認知しているだけなんだろう。
目がピントを合わせているのは、やっぱり30cmのところなんじゃないか。
つまり、目玉を動かすための外眼筋のトレーニングと、脳のくせづけにはなるけれど、
ピントを合わせるために水晶体の厚さをコントロールする毛様体筋のトレーニングには
なっていないんじゃないか。
という疑問を持ちつつも、
やっぱりステレオグラムはおもしろい。
本の冒頭は、単純な図形をモノクロで印刷してある。
平行法で見ると、丸く浅い穴が陥没して見える。
交差法で見ると、丸い台が飛び出て見える。
老眼鏡は、度数がいくつかあって、それによって焦点距離が変わった。
強いものを掛ければ、より近くが見られるのだ。
立体視をしながら、それを思い出した。
もっと近くを見ると、どうなるだろう。
丸が飛び出た状態から、さらにぐいと目玉を寄せてみる。
するとなんと、違った形が見えたのだ。
飛び出た丸が重なり合い、重なった部分がもう一段こちらに飛び出た
2段の山になっている。
おお!
2段の山から、力を抜くと丸ひとつの山が見えて、さらに戻すとランダムドットの平面が見えて、
そこからさらに遠くを見ると、丸の穴が見える。
と、いうことは、
もっとボーッと遠くを見れば、2つの丸が重なって重なった部分が深い穴が見えるに違いない。
・・・
なかなか難しい。
あっ、ということは、これは3段にもなるんじゃないか?
ぐいっ、ぐいっ、ぐいっ。
おおお!
ああー、じゃあこれは際限無く寄れるか。
ぐいぐいぐいぐいっ。
おおおお!
・・・
そんな次第で、私は今、平行法二段、交差法六段の腕前である。
腕じゃないか。眼か。
お眼前である。
いろんな図柄が見えるのも楽しいが、
単純な図形が重なったときの形も面白いものだ。
所期の目的はすっかり忘れている。
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