犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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門前小僧のかな文字塾

2012年07月19日 | 国語真偽会
大正大学の盆踊りで踊っていたら、小学校の同級生:りな
が来てくれたのだ。

さて「りな」って漢字でどう書くんだっけ。と考えると、
小学校の時の記憶は迷い無い。
「利奈」だね。

当時は知りもしなかったけれど、今なら気付くのは、
これは現代の平仮名の元になった漢字だ。
利の字を崩して「り」ができて、奈の字を崩して「な」ができた。

それ以外にも「り」は里や李、「な」は那などが有った。
漢字で名前を付けるんなら、莉菜でも梨生でも狸名でも良かった(?)のを
利奈と書いたのは、りなの名前を付けた人が、
現代の仮名の元と知っていたからだろう。


利奈が小学生の頃、ウチの母がバスで乗り合わせたことがあるそうだ。
ちょうどフォークナーの『八月の光』を読んでいたので、
「リナとは光の意味で、いい名前なのよ」と話したということだ。
小学生の利奈はキョトンとしていたそうな。そりゃそうだ。

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