犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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小娘と爺さん

2018年10月13日 | 犬と暮らす
飼い犬の、ポインターっぽい雑種去勢オス13歳ジーロくんと、
友人DDちゃんの家で飼い始めたハスキーのメス仔犬ノアちゃんに会いに行った。

ジーロ爺さんはこの十日ほどは、
前にも増してよく寝ているようになったと思う。
眠っている横を通っても起きないこともある。
眠りが深いというより、耳が遠いせいと思われる。



ジーロは2005年7月25日生まれ。
ノアちゃんは2018年6月25日生まれ。
ジーロが仔犬だった頃の様子を、一ヶ月ずらして思い浮かべれば、
想像しやすい。

手土産に、ジーロのおやつの犬用ガムを詰め合わせていて、
ハタと気付く。
仔犬にこんなものあげられない。
牛の皮の硬いカタマリなんて、仔犬向けではない。
あたしゃアホか。

生後5ヶ月頃、乳歯が抜け落ちて、歯が生えかわる。
仔犬の成長を見る楽しみのひとつだ。



ノアちゃんは3ヶ月半だが、なんせハスキー犬だ。
すでにおよそ9kgある。
親きょうだいや他の犬の中で生まれ育ち、
遊び慣れている。

ジーロ爺さんはとにかく気弱なご性格だ。
つい最近まで、お尻を嗅がれるのもちょっと怖くてイヤだった。

お尻を嗅ぐのは、人間で言えば相手の名前を聞くようなものだ。
嗅がれるのをイヤがるというのは、名乗らないようなものだ。
人見知り過ぎて、失礼なくらいの犬だったのだ。



ジーロは一腹仔(同時に生まれたきょうだい)の雌犬カバサと一緒に暮らしてきた。
毎朝ドタンバタンとお相撲を取った。
それはカバサが体調を崩すまで、つまり死のほんの直前まで毎朝続いた。

だから、激しめの遊びに慣れているようではあるが、
ある程度を超すと、おびえてしまう。



仔犬のノアちゃんの遊びの誘いは、いきなり激しい。
首っ玉に食いついてくる。

ジーロは残念ながら、受けて立つ度量が無かった。
背筋に逆毛を立てる。
唸る。
歯を剥く。

歯を剥くと限界が近そうなので、飼い主双方で引き離す。
目の色が変わったら逆上して、相手が仔犬だろうと本気で攻撃してしまうかもしれない。

困った爺ぃだ。



写真は、困った爺ぃが仔犬にくぐられて困っているの図。
かわいいんだけどね、困るよね。

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