犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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からだは元に戻ろうとする

2011年02月24日 | からだ
なぜ奥から冷えて、それをどうやって温めるか、
という話をしたいんだってば。

でも、まだしなきゃならない回り道がいくつかある。

まあ、お腹側じゃなくて骨盤の仙骨を温めるということは既に書いたから、
ゆっくり回り道することにしよう。

急がば回れ。



体は、ある状態が続いていると、その状態を保とうとする。
そこに何かの刺激が働いても、もとに戻ろうとするのだ。

生理学的に言うと、ホメオスタシス:恒常性の維持
と言うのかねぇ。

体温を保つとか、体液の成分を保つとか、
生きていくのに重要な基本的な機能だ。


だが、それだけじゃない。

長く続いた状態なら、そこへ戻ろうとする。
それが、本人にとって不快な状態であってもだ。

例えば。

ストレッチ。

ストレッチはよろしい。
緊張した筋肉は引っ張って伸ばして、血行を改善してやれば
コリや筋肉痛は治る。

けれど、筋肉が緊張した状態でいたところをぐいぐいストレッチしても、
体は元に戻ろうとしてしまう。

痛いくらい引っ張るストレッチは、逆効果になるのだ。

回り道が過ぎるが、ストレッチの基本をあげておくと、
●痛くしない
●ゆっくり呼吸
●2~3呼吸分だけ

強く引っ張らないこと、
呼吸を止めないこと、
また、長くやりゃいいってもんでもないこと。

特に呼吸は、ゆっくり深く吐いてみて欲しい。
吐く息に合わせて、深く体が伸びるのが分かるだろう。


なんの話だったっけ。

あ。体はもとに戻ろうとしてしまう。ってことね。

だから、変化させるには、それなりの方法がある。
一般的な言葉にすれば、

急激にしないこと、
体の仕組み(ストレッチの場合の呼吸)に乗せること、
適度な時間で体の変化そのものを惹き起こすようにすること。


温める際も同様である。

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