ご安心ください。
私が「戦争」と書いたら、それは雑草との戦いのことを意味するのです。
毎年この時期になると繰り広げられるのです。
※
今年はすでに青浮草と芹と蕗と戦ってきた。
芹と蕗は採って食うことによって戦っているが、
やつらの繁殖力はこちらの戦力をはるかに凌駕している。
欲しい人にはどんどんあげる。
※
蕗も芹も、地中で根茎を伸ばして殖える。
地下で伸びて、離れた所から地上に出ることによって、
自分たちの領土を拡大している。
そうやって日照を確保しているのだ。
やたらに殖えたり広がったりするものは、
私によって雑草の烙印を押されるのである。
種をやたらな瞬発力で爆ぜ飛ばしてみたり、
綿毛で風に乗ってみたり、
獣の足にくっついて遠くまで行ってみたり。
植物どもの繁殖のための工夫はあの手この手で後を絶たない。
※
中でも恐ろしいものの一つが、
球根だと思う。
花を愛でる園芸のための品種にも球根のものが多いように思う。
しかし、品種改良によるものだろうか、なぜか、
チューリップなどは弱い。
何年も続けて咲かせるためには、手入れが必要だ。
ほったらかすと、翌年には片葉になってしまい、
花など咲かない。
それに比べて恐ろしく強いのは
水仙だ。
花の時季が早い。のはいい。
でもニオイがキツイ。
そして、その後とても葉が伸びて繁る。
緑色が深い。
だから、水仙の辺りはなんだかとても暗い感じになる。
ある年、あんまり暗いのが拡がってきてイヤだったので、
半分くらい根こそぎ抜いた。
抜いたものを、積んでおいた。
失策。
水仙はそこで根を下ろしてしまった。
以来、球根を抜いたら日向のコンクリートの上に置いて
いじめ倒すことにしている。
乾け。乾け。乾け。
なかなか乾かない。
まあ、そのための球根なのよね。
ごめんね。
※
スノードロップという花が有る。
春に、白い小さな花を付ける。
かわいい。
かわいい、というのがいけない。
かわいいと、許してしまう。
許していると、のさばる。
殖える殖える殖える。
ヤバいと気付いた時には、庭のあっちもこっちもスノードロップ群落である。
ちょっと退治してやらないといけない。
※
球根である。
球根は、もとの球根のわきに小ぃこい球根ができて、殖えていく。
わきの球根も育ってくると、いくつもの球根のでっかい塊になる。
中心に親分の球根がいるわけだが、
けっこうデカい。
鶏卵よりずっとデカい。
テニスボールに近いくらいのものも有る。
そんなもんが土に埋まっている。
大体、地下20㎝くらいのところに有る。
それより深いところを目指して、スコップを突き立てる。
何度か足で踏んで深く差し込んで、グイッと掘り起こす。
なんでもそうだが、この時に、植物の地上部分が動かなかったら、
深く掘り起こせていないので、スコップの差し直しである。
そうしないと、茎と根との間で切れてしまい、
根を突き止めることが難しくなってしまう。
地上部分なんて、植物が「ここですよ」と手を挙げてくれているようなものなので、
それをもいでしまってはいけない。
うまく掘り起こすことができると、茎を掴んで引けば、抜ける。
球根からたくさんの白い髭根が出ている。
そうめんくらいの太さだ。
これは気にしなくていい。
切れてもいい。
※
我が家の標高が年々高くなっていっている。
土が増えている。
雑草は庭でしばらく干してから燃やしたものだ。
しかし、近所に新しい家やアパートが建ってからは
遠慮するようになってしまった。
ずっとここに住んでこうやって暮らしてきたのに。と思うが、
一時期はダイオキシンがどうとか喧しかったので、やめたのだ。
燃やして灰にすりゃなんのこたあ無いのだが、
ただ朽ちさせると全て土になる。
そのため、どんどん土が増えて標高が上がっている。
一昨年くらいからだったか、
地元の自治体で、枝葉雑草の収集が無料になった。
介護から手が離れて庭仕事もできるようになったので、
私の脳味噌も、枝葉雑草はゴミとして出す、というふうに
やっと発想を転換することができた。
※
球根は、置いておいたらまた生えてしまう。
ゴミで出すべし。
調べてみると、
「雑草はなるべく土を落として」
「一回に200リットルまで」
と書いてある。
90リットルの袋が有る。2つなら良いわけだ。
「なるべく」土を落とす。
そして、なるべく干すようにしている。
取った雑草をすぐに袋に入れて口を縛ったりしたら、
袋の中で草が蒸れるだけだ。
水分はなるべく飛ばしたほうが、
ゴミ焼却にも負担が減るだろう。
そんくらいはしなきゃ。と思うのだが、
球根のものは水分が抜けにくい。
抜いた後で球根と葉を切り分ければ
葉はどんどん萎れるだろうけれど。
そこまでやると手間が増えていやになってしまいそうだ。
「なるべく」処理してありがたくゴミとして出している。
あとのことは焼却炉様お願いしますだ。
私が「戦争」と書いたら、それは雑草との戦いのことを意味するのです。
毎年この時期になると繰り広げられるのです。
※
今年はすでに青浮草と芹と蕗と戦ってきた。
芹と蕗は採って食うことによって戦っているが、
やつらの繁殖力はこちらの戦力をはるかに凌駕している。
欲しい人にはどんどんあげる。
※
蕗も芹も、地中で根茎を伸ばして殖える。
地下で伸びて、離れた所から地上に出ることによって、
自分たちの領土を拡大している。
そうやって日照を確保しているのだ。
やたらに殖えたり広がったりするものは、
私によって雑草の烙印を押されるのである。
種をやたらな瞬発力で爆ぜ飛ばしてみたり、
綿毛で風に乗ってみたり、
獣の足にくっついて遠くまで行ってみたり。
植物どもの繁殖のための工夫はあの手この手で後を絶たない。
※
中でも恐ろしいものの一つが、
球根だと思う。
花を愛でる園芸のための品種にも球根のものが多いように思う。
しかし、品種改良によるものだろうか、なぜか、
チューリップなどは弱い。
何年も続けて咲かせるためには、手入れが必要だ。
ほったらかすと、翌年には片葉になってしまい、
花など咲かない。
それに比べて恐ろしく強いのは
水仙だ。
花の時季が早い。のはいい。
でもニオイがキツイ。
そして、その後とても葉が伸びて繁る。
緑色が深い。
だから、水仙の辺りはなんだかとても暗い感じになる。
ある年、あんまり暗いのが拡がってきてイヤだったので、
半分くらい根こそぎ抜いた。
抜いたものを、積んでおいた。
失策。
水仙はそこで根を下ろしてしまった。
以来、球根を抜いたら日向のコンクリートの上に置いて
いじめ倒すことにしている。
乾け。乾け。乾け。
なかなか乾かない。
まあ、そのための球根なのよね。
ごめんね。
※
スノードロップという花が有る。
春に、白い小さな花を付ける。
かわいい。
かわいい、というのがいけない。
かわいいと、許してしまう。
許していると、のさばる。
殖える殖える殖える。
ヤバいと気付いた時には、庭のあっちもこっちもスノードロップ群落である。
ちょっと退治してやらないといけない。
※
球根である。
球根は、もとの球根のわきに小ぃこい球根ができて、殖えていく。
わきの球根も育ってくると、いくつもの球根のでっかい塊になる。
中心に親分の球根がいるわけだが、
けっこうデカい。
鶏卵よりずっとデカい。
テニスボールに近いくらいのものも有る。
そんなもんが土に埋まっている。
大体、地下20㎝くらいのところに有る。
それより深いところを目指して、スコップを突き立てる。
何度か足で踏んで深く差し込んで、グイッと掘り起こす。
なんでもそうだが、この時に、植物の地上部分が動かなかったら、
深く掘り起こせていないので、スコップの差し直しである。
そうしないと、茎と根との間で切れてしまい、
根を突き止めることが難しくなってしまう。
地上部分なんて、植物が「ここですよ」と手を挙げてくれているようなものなので、
それをもいでしまってはいけない。
うまく掘り起こすことができると、茎を掴んで引けば、抜ける。
球根からたくさんの白い髭根が出ている。
そうめんくらいの太さだ。
これは気にしなくていい。
切れてもいい。
※
我が家の標高が年々高くなっていっている。
土が増えている。
雑草は庭でしばらく干してから燃やしたものだ。
しかし、近所に新しい家やアパートが建ってからは
遠慮するようになってしまった。
ずっとここに住んでこうやって暮らしてきたのに。と思うが、
一時期はダイオキシンがどうとか喧しかったので、やめたのだ。
燃やして灰にすりゃなんのこたあ無いのだが、
ただ朽ちさせると全て土になる。
そのため、どんどん土が増えて標高が上がっている。
一昨年くらいからだったか、
地元の自治体で、枝葉雑草の収集が無料になった。
介護から手が離れて庭仕事もできるようになったので、
私の脳味噌も、枝葉雑草はゴミとして出す、というふうに
やっと発想を転換することができた。
※
球根は、置いておいたらまた生えてしまう。
ゴミで出すべし。
調べてみると、
「雑草はなるべく土を落として」
「一回に200リットルまで」
と書いてある。
90リットルの袋が有る。2つなら良いわけだ。
「なるべく」土を落とす。
そして、なるべく干すようにしている。
取った雑草をすぐに袋に入れて口を縛ったりしたら、
袋の中で草が蒸れるだけだ。
水分はなるべく飛ばしたほうが、
ゴミ焼却にも負担が減るだろう。
そんくらいはしなきゃ。と思うのだが、
球根のものは水分が抜けにくい。
抜いた後で球根と葉を切り分ければ
葉はどんどん萎れるだろうけれど。
そこまでやると手間が増えていやになってしまいそうだ。
「なるべく」処理してありがたくゴミとして出している。
あとのことは焼却炉様お願いしますだ。
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