犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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木琴の手抜き修復

2023年02月05日 | Do it myself

[あらすじ] 友人Mから、古い木琴を貰った。
子どものおもちゃと言うには立派、楽器と言うには今一つ。
鍵盤を支えている紐の橋桁が、6鍵ごとにしか立っていない。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/f3ba827ebfc87215d204b653ed489657

柱を増やそうとしたが、既存の横棒は硬い材の丸棒で、
ヨーオレをネジ込んでいったらネジ切れてしまった。
枠から作り直すことにした。

ヨーオレと書いたが、洋折れという語のようだ。
先がL字型のフックになっているネジだ。

もちろん、ドリルで下穴をあけてからネジ込んだのだが、
うまくいかなかった。



全ての鍵盤の間に金具を配置するとなると、
既存の枠より長く作る必要が有る。
えーと、適当に長くする。適当。

鍵盤は低い方が長い。
だから、枠は台形に作る。
えーと、適当に角度を付ける。適当。

あ、ウソ。適当に作ってみて、並べてみて、
それから材を削って角度を揃えた。
それから組み立てた。

それでもちょっとうまく密着しない箇所が有った。
やっぱ適当。





元が6鍵おきだったので、
全鍵ごとに柱を立てる気になれない。

2鍵おきに柱を立てて、2枚の鍵盤の間にはフェルトを挟んでみた。

まあ
鳴るっちゃ鳴る。
だが、どうしても2鍵ずつにかたまってしまう。
白鍵も黒鍵みたいに見えてくる。

ちょっと演奏しにくい。



鍵盤を繋ぐ紐には、困った末にポリエチレンの紐を買ってきた。
しかし、滑りやすい。

ぐっと引いて縛っても、結び目が固く締まらない。
そういう材質なんだから。
用途に合っていないのだ。

紐が張れないので、鍵盤がだらけてしまう。



L字型の洋折が逆立ちしている。
その角の下に紐を通し、紐が落ちないように、洋折に凧糸で結んでいる。

しかし、真鍮の洋折の表面はよく滑るので、
どうしても紐が落ちてしまう。



欠陥だらけで、どうも演奏に集中できない。
相棒やまちゃんと一緒に練習してみたが、
どうも盛り上がらない。

うーむ。
これではいけない。

滑らない材質の紐を買うこと。
支えの洋折は全鍵の間に立てること。

この2点を改善せねば。

ああ。最初っから丁寧に作れば良かったものを。
二度手間って嫌いだ。
腰が重くなる。

いや、完成すれば楽しいぞ・・・
やる!


つづく

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