犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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ヤマブキ戦争

2022年04月21日 | うつろい
山吹色が好きだ。

山吹色と言えば、袖の下。
黄金色の小判のことだ。
私は別に賄賂が好きだと言っているわけではないよ。

15年くらい前に、買って植えた。
しかし、庭のごちゃごちゃとした辺りの奥に、実は山吹は有った。
アホな買い物をしてしまった。

一重も良い。八重も良い。
そう思っているのに、
元々有った山吹も買って植えた山吹も、一重だった。



まあ好きだからいいか。と思っていた。
しかし、この山吹というヤツはなかなか旺盛に伸びる。

庭の南端に植えた。
隣家の裏庭に面しているので、日当たりが良い。
じゃんじゃん枝を伸ばす。
隣家へ隣家へとはみ出る。

これを、毎年、何度も切らなければならない。
たいへんだ。
しかも、伸びるのはそれだけではない。



地中を根が伸びて、
忘れた頃にひょっこりと芽を出す。

けっこう離れた所から地表に顔を出すので、驚かされる。
何メートルも離れた所からひょいと生えてくるのだ。

そうやって、勢力範囲をものすごい勢いで広げる。
この繁殖力は、アレだ、私が言うところの、「雑草」だ。
余の辞書において山吹は雑草である。



まだまだ有る。

根っこの切れ端からでも芽が出る。
ほんの5㎝程度のきれっぱしでも、芽が出るのだ。
おそろしい生命力だ。
ヤブカラシくらいのレベルである。



伸び放題、広がり放題で手入れに追われるばかりだ。
隣家との境に植えてある山吹は、たいへん残念なことだが、
抜くことにした。

周囲にシャベルを入れて、根を切って掘り起こす。
こうしてまとまった株を抜くことができても、
この作業で切った根が地中に残っていたら、
そこからいちいち芽が出ると思うと、この後もずっと注意しなければならないわけだ。
来年で取り除き終えることができるだろうか。
気長になる。
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