犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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犬福

2016年07月22日 | 犬と暮らす
[あらすじ] 雌雄2匹のきょうだいを飼ううち、雌のカバサが11歳の誕生日を前にして死んだ。
飼い主というものは、ああすればよかった、もっとこうしておけばよかった、と
自分を責めたり後悔したりする。

と書いたものの、案外私は落ち込んでもいない。
というのも、「もっと一緒にいれば良かったと思うなら僕と一緒にいましょう」と
ジーロが機嫌良さそうにしているからだ。

前に飼っていた犬コロが死んだ時は、後悔と自責と喪失感とにまみれて、
すっかり喪に服しちゃって立ち直りに9年もかかった。
結果、9年もあれば一頭飼えた、という新しい後悔がうまれた。

2頭飼っていたおかげで、今回の喪失感は半減している。
後悔も自責も実際の行動に移せる。

コロがあんまり気立ての良い犬だったので、
コロと血の繋がった犬を飼いたい、と没後に思ったものだ。
今は、きょうだいで2匹を飼っていたおかげで、
それも実現している。

今度は、のこされたジーロがボケないように、仔犬をもらおう。
そうは言っても、しばらくはジーロに単頭飼いの幸福感を味わってもらおう。
親分ひとりじめ。誰に気兼ねなく良い席に寝られる。
ずーっとカバサに気を遣ってきたからね。
ジーロにとって、別の楽しい時間が始まった。

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