犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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私の軸受け

2019年12月25日 | 日々
犬の散歩友達からパルクールというものを教わって、1年近く経つ。
建物の屋上と言わず壁と言わず階段の手すりと言わず、所かまわず
忍者のように文字通り縦横無尽に駆け巡る。
動画を見たことが有ったが、その人がそういうことをやっているだけだと思い、
パルクールというスポーツとして成立しているとは知らなかった。

猫かハクビシンかしか歩かないような高い狭い所を走ったり、
垂直の壁を横に走ったり、すごく高い所から飛び降りて着地したり、
離れた建物に飛び移ったり。

運動音痴で、鉄棒も雲梯も苦手で、
アスレチックなんか連れて行かれても楽しめずに育った私は、
見ているだけで身の毛もよだつ。

一方で、憧れも有る。
こんなふうに走れたら、跳べたら、気分いいだろうな。
なんの道具も使わないところもいい。



調べてみると、地から足の離れないトレーニングもいろいろ有った。
バランストレーニングや、壁に取り付く練習など。

中でも、テーブルを使った動きが私の気を引いた。
これならできそうだ。

犬の散歩コースは半ば公園のような地域なので、
途中に木のテーブルと椅子が有る。
あるテーブルが、私の股関節の高さに合う。
これはちょうどいい。



テーブルに両手をついて、
テーブルの面の上を、脚をぶん回す。
内側からぶん回す。
外側からぶん回す。

右に較べて左脚の上がりが悪いのが、
だいぶ等しくなってきた。

右脚を内側からぶん回し、その流れで左脚を外側からぶん回す。
それに慣れたら、
右脚を内側からぶん回し、その流れで左脚を外側からぶん回し、その勢いでターンして、
右脚を内側からぶん回し、その流れで左脚を外側からぶん回す。
この繰り返しで、くるくる回る。

という練習をしている。
逆回りもやる。

回転の勢いが有ると、動きやすい。
回転の勢いを殺してしまわないようにするために、
ターンのどこで軸足を切り換えるか。
といったところが今の課題だ。



ついでに腕立て伏せをする。
大胸筋を付けたい。
筋腹を増やすためには、1セット12回を中程度の負荷でやる。

最初は自宅の洗面台に手をついてやっていた。
慣れてきたら、負荷を増やすために、足をつく位置を台から離していく。
すると、トイレの扉を開けねばできなくなってきた。
そうこうするうち、自宅は介護の場と化して、
トイレ周りで筋トレする気になれなくなった。

犬の散歩コースの中の、木のテーブルに手をついて腕立て伏せをする。
少し筋腹も筋力も付いてきたので、
この頃は、ベンチに手をついてやっている。

再来年頃には地面に手をついても中程度負荷と感じられるくらいになっている
かもしれない。

腕立て伏せをして、大胸筋は外側から付く。
内側まで筋腹が付いてくるのは、いつの日のことやら。



テーブルの前の地面に、私の足の回転で窪みができてきた。
ここは少林寺か。いや深大寺だが。

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