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一転、インドの文字

2016年12月06日 | 梵語入門
忘れちゃいけねえ、
中国古代の漢字を書いてばかりいるのじゃなく、
インド古代のデーヴァナーガリー文字も独習しているのだ。

母音の文字が13個、子音の文字が30個ある。

これだけでもう、おそろしい壁が立ちはだかっている気がする。
ヨーロッパ言語はアルファベット26文字となにやらちょっと憶えればいいだけなのに。
サンスクリットはギリシャ語と同源のはずなのに、なんじゃこりゃ。ぶすー

教科書を見ると、メーダー・ミチカ先生(日本人)曰く、
「50もあるひらがなとカタカナ、そして何千種類もある漢字を使いこなしている日本人にとって、
42文字だけのデーヴァナーアガリーを習得することは、さほど難しいことではありません。」と。

・・・
なるほど。
仕方ない、先生の言葉に乗せられてみよう。

しかし、罠はいくつもあった。
母音は、母音単独で使うことはあまり無いわけだ。
子音にどの母音が付いているのかを示す符号を、母音の数だけ憶える。
これが、活字で見るとややこしい。
文字の上にピョロッと羽を付けるのだが、この形に微妙な違いがある。
「イ」や「イー」を示す羽と、「エー」や「アウ」などを示す羽の違いが、
小さな活字で見ると初心者にはワケがわからない。

デーヴァナーガリーは、文字の上に横線を引くのだが、この横線、
文節全体を繋げて引く。

This is a pen.
といったように、英語だったら単語で分けて書く。
ところが、サンスクリットは一文がひとかたまりで、どこが単語の切れ目かわからないのだ。

しかし待てよ。
そういう不親切な言語を、もう一つ知っている。
日本語じゃないか!

「おひるにおにぎりをたべました」
という文を理解できるのも、「お ひる に おにぎり を たべ ました」
という単語を知っているからだ。
やれやれ。

も少し戻って厄介なのは、文字の切れ目すら初学者にはわかりにくい。
今日、こんなことを書いているのは、実は
2ヶ月勉強して、やっとこひととおりデーヴァナーガリーを読めるようになったからなのだが、
いまだに切れ目のわからない文字がある。
写真の画面左上の丸で囲んだ文字だ。
khi と読める並びと、riva と読める並びが、よーーく似ている。

初学者の悩みどころなのか。どうなのか。

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