[あらすじ] 毛筆を独習し始めたよ。
なんせ始めたばかりというのは楽しいもので、
毎日書きまくっておる。
墨をおろす。
しばらくすると、香りが立ち上り
同時に水に粘りが出てくる。
液が少し減ったような感じがして、しっかりトロみが付いたら
良い色が出る証拠だ。
というのも、教わったわけではなく、
毎日やってみておぼえた感覚でしかない。
子どもの頃は、どばーと硯に水をためて、色が出るまで墨をする、
その時間が永く永く感じられたものだ。
小筆で、小さい字を半紙にずらずらと詰め込む。
集中力がもたないので、20分も書いたら別のことをする。
そうやって、一日に3枚くらい書く。
慣れてくると、時間が延びてくる。
百枚入りの半紙を買ったのも、もうすぐ無くなる。
毎日、書き始めのところに何日目かを書く。
この頃は、それを篆書で書く。
ハンコに使うあの書体だ。
二十を廿と書き、三十を丗と書くというふうに知っていたが、
念のため五体字類で三十の字を調べてみると、また別の字形があった。
ヒエエ
それはまるで、十字架が三本立っているような、そう、まさに
ゴルゴダの丘の光景・・・。
なんせ始めたばかりというのは楽しいもので、
毎日書きまくっておる。
墨をおろす。
しばらくすると、香りが立ち上り
同時に水に粘りが出てくる。
液が少し減ったような感じがして、しっかりトロみが付いたら
良い色が出る証拠だ。
というのも、教わったわけではなく、
毎日やってみておぼえた感覚でしかない。
子どもの頃は、どばーと硯に水をためて、色が出るまで墨をする、
その時間が永く永く感じられたものだ。
小筆で、小さい字を半紙にずらずらと詰め込む。
集中力がもたないので、20分も書いたら別のことをする。
そうやって、一日に3枚くらい書く。
慣れてくると、時間が延びてくる。
百枚入りの半紙を買ったのも、もうすぐ無くなる。
毎日、書き始めのところに何日目かを書く。
この頃は、それを篆書で書く。
ハンコに使うあの書体だ。
二十を廿と書き、三十を丗と書くというふうに知っていたが、
念のため五体字類で三十の字を調べてみると、また別の字形があった。
ヒエエ
それはまるで、十字架が三本立っているような、そう、まさに
ゴルゴダの丘の光景・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます