[あらすじ] 馬鹿な書初め、ばかきぞめをしようぜ。
ご近所幼なじみ友人Mと。
祖父の遺品である、汪兆銘が河辺正三に贈ったという
ちびるほど歴史的意味の有る端渓の硯を使って
なるったけ馬鹿々々しい言葉を書こうぜ。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/19e47f5b7e5d1697d50e2b32818d8c1a
というわけで、愚かな孫とその愚友は
端渓でゴリゴリと墨を磨った。
日なたにほったらかしたせいで、翌日、
紫檀だか黒檀だかの台座にヒビが入る始末。
愚!
※
日常から思い浮かぶ語を書く。
八朔
火鉢
鼻炎
臆病
燐寸
悪口
雑言
餡
瓦礫
発疹
末期
嫉妬
羨望
薪割
楷書ってほんとに難しい。やだやだ。
黴
カビって篆書で書くとこんなにステキな感じなのか。
呪縛
と、草書で書いてみた。
するりと抜けそうなイメージで書いたのだが、友人Mは
「絡みつきそう」と言う。
なるほど。怖いな。
価格高騰
かきぞめなんかやったこと無いので、
長い紙に四文字書くのも初めてだ。
難しい。
ひとつっくらいめでたい言葉も、
と思って
鶴亀
※
お習字、
と言うと、ついつい真面目になりがちだ。
その点、ばかきぞめは楽しい。
思ったままを書く。
以前よりちょっと書が巧くなってきたのが憎々しい。
つい巧く書こうとする。
こざかしいったらありゃしない。
せっかくばかきぞめなのだから、
もっと気ままに書いたらよろしい。
と思う。
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