犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

余熱調理

2017年02月28日 | たべもののみもの
自分の部屋に暖房が無い。

明るい部屋が良いと、南面は大きなガラス戸にしている。
これが寒い。
アルミサッシとは言え、30年くらい前のものだ。
それに、その上は細く木枠の薄いガラスになっている。
築40年の家は寒い。

そのくせ、部屋に暖房が無い。
片付けが苦手なのと、紙類が身の周りに多いため、
火元を部屋に置くとあぶなっかしいのだ。

そうは言っても現代ならあれこれ暖房はありそうだが、置かない。
なんとかなるからだ。

夕食を自室で食べる。
カセットコンロを据えいて、そこで煮炊きをする。
それで、部屋も少しは暖まる。
なんとかする方法のひとつだ。

ただし、ケチケチ使う。
コンロをつけっぱなしにして、グツグツと鍋でもやれば部屋も暖まるが、
それはしない。
鍋の中が熱くなったら火を止める。
煮立つところまでいかなくて良い。
火を止めたら、保温材でできた袋で鍋を包む。
発泡なんだかとアルミだかでできた、食品を保冷するための袋だ。

すっぽり鍋を包んでほったらかす。

いわゆる余熱調理だ。
芸能人に一ヶ月を生活費一万円以内で暮らさせる番組がある。
あれで、もう十年程も前だったかに、誰かがやっていて、おぼえたのだ。
その人は、新聞紙で鍋をくるんでいた。
私は、山へ行ってテントでキャンプなどする中で、活用するようになった。

それを家でもやる。
メリットはいろいろある。
ガスの節約にもなるが、煮過ぎて肉類が固くなるとか、
豆腐にスが入るとかいったことがないし、
ぐつぐつと煮立たせないので、根菜やいも類も煮崩れしない。
ゆっくり時間をかけているので、しっかり味がしみる。

調理をして、それから風呂に入って、あれこれと他のことを済ませて、
さてと鍋の蓋を開けると、うまそうに煮えている、という算段だ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8時だョ!全員集合 | トップ | 砂に還る »

コメントを投稿

たべもののみもの」カテゴリの最新記事