犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

弾芽ました

2013年05月16日 | うつろい
この時期、発芽のことなんていちいち書いたらきりが無い。 けど、どいつもこいつもかわいくてねぇ。 まっつぐで、勢いがある。 清々しい。 これは、食べずに蒔いておいたギンナン。 ちゃんとイチョウの葉。 ギンナンがどんなに割れて芽が出ているのか見たくて、ほじくっちゃった。 案外細く割れた隙間から出ているのね。 . . . 本文を読む

待合室より

2013年05月15日 | 椰子の実の中
老母を眼科へ連れて行く。 少しの上下斜視と、輻輳ナントカで、早い話が物が一つにまとまって見えないので、 外眼筋の手術を受けることにした。 80歳、まだまだ本が読みたい。 本の世界で生きてきちゃったから、今さら現世で生きられない。 とまあ、母の生き方の話はおいといて… ※ 眼科の待合室の壁に、でっかいテレビが有る。 テレビも点いているが、すぐ横のスピーカーからクラシックも薄く流れている。 こうい . . . 本文を読む

はじ芽ました

2013年05月14日 | うつろい
写真。 カニが待ち焦がれた瞬間… と思ったけど、さるかに合戦をおさらいしてみると、あの 「早く芽を出せ柿の種、出さなきゃハサミでほじくるぞ」 というおまじないのおかげで、柿の種はすぐに発芽しみるみる成長した ってのがオハナシなんですね。 桃栗三年柿八年、と柿は結実が遅めだと言ってるのにこれまた 「早くならぬか柿の実よ、ならなきゃハサミでちょん切るぞ」 というおまじないであっという間に実った っ . . . 本文を読む

上陸はじめました

2013年05月13日 | イキモノタチ
ヤゴの水槽に、餌用に入れていたガマのオタマが いつの間にやら足が出て手が出て尻尾が消えていた。 そして黒かった体はなんだかよくわからない色のまだらになって。 暑かった昨日、見たら上陸していた。 小さい蝦蟇たちは、水槽のガラス面を登ろうとしていた。 生まれた池から離れて木々の中へ進む。 そうやって代々生きてきたのだろう。 さて、どうしようかな。 この池から蝦蟇が巣立つと、長じてまた子を産みに戻 . . . 本文を読む

除染

2013年05月12日 | 椰子の実の中
除染。 放射能汚染を取り除く。という意味では正しい言葉なのかもしれない。 けれど、放射性セシウムでも半減期約30年、 30年経って半分になる、次の30年でまた半分、次の30年でまた半分… 瞬足のアキレスでさえ亀に追いつけないように、 放射能は消えない。 そんな、無くならない物を取り除くというのは、 単に別のどこかに持って行くことに過ぎない。 それでもとにかく生活している場所からは取り除きたい . . . 本文を読む

狭いホームにて

2013年05月11日 | 日々
新宿駅。 時々利用する、埼京線の3・4番線ホームのことだ。 西口からずーっと潜り抜けて、埼京線の北端から 3・4番線ホームに上がる。 すると、すぐに上からの階段がホームに下りてきている。 残りの幅が狭い。 狭いところを人が行き交っている。 こちらからも列、向こうからも列。 人が途切れることなく通る。 これが、怖い。 なぜかな、行きも帰りも、ホーム端側を通る。 人の流れがそうなっている。 . . . 本文を読む

こちら

2013年05月10日 | 日々
ちょいと多摩川でロケハンしていたら、こんな場所もあるのね。 5歳で調布に引っ越して来て、翌年自転車に乗れるようになり、 十歳頃には腕時計を買い与えられた。 自転車で遠くへ遠くへ出かけたがるので、「一時間」という約束のための 腕時計だった。 けれど、すぐに一時間では足りなくなった。 足りない一時間を有効に使うには、自転車を可能な限りぶっ飛ばすしかなかった。 子供用自転車のペダルをひたすらこいだ . . . 本文を読む

みづ

2013年05月08日 | うつろい
迷った末に、庭の隅の木を二本、切った。 午前中に切って、午後見たら、切り口から水があふれていた。 これは桜。 シロダモを切った切り口は、こんなになっていなかった。 桜はより多くの水が必要なのかな。 . . . 本文を読む

いぬっころ

2013年05月07日 | なりもの
ネコジャラシとも呼ばれる雑草は、エノコログサと言う。 犬ころ草がなまったのだ。 犬の尻尾のようだからだが、英語でもfoxtail grassと言うそうだ。 犬の尻尾は先端まで自由に動かせて、表情豊かだ。 ※ 去年の五月、松本で早川義夫さんの歌を聞いた。 早川さんは著書の表紙に、娘さんと愛犬の写真を使っている。 一度だけ飼ったその犬のことが忘れられない、と早川さんは語ってくれた。 http:// . . . 本文を読む

菖蒲湯

2013年05月06日 | うつろい
ウチでは「葉菖蒲」と呼んで教えられた。 菖蒲湯に使う菖蒲は、花菖蒲ではない。 よく似ているが、 花菖蒲はアヤメ科で、菖蒲はサトイモ科。 しかも古くはこの菖蒲をあやめと呼んだんだって、ヤヤコシー! この時期、実は地味に花が咲いている。 なるほど、同じサトイモ科の水芭蕉の花にそっくりだ。 ミズバショウの花の周りの、仏炎苞(ぶつえんほう)は、 花びらではなくて、葉の変形したものだ。 ショウブには、そ . . . 本文を読む

くまちゃん

2013年05月05日 | うつろい
クマザサは、漢字で熊笹と書くようだ。 おかげでか、熊のように大きいから熊笹、と思っている人も多いように思う。 しかし、熊じゃなくて隈。 歌舞伎の顔の塗り方で、表情を際立たせるために描く「くまどり」の隈。 ふちどりの縁の所のことだ。 クマザサの葉は、縁が枯れ葉色になっている。 けれど、若葉の時、今の時期は全体が若草色。 初々しいねぇ。 ところで、熊の出るような奥山に生えるから熊笹、なんて説も . . . 本文を読む

芽出たい

2013年05月04日 | うつろい
蓮の実は堅い。その上、芽を出すためには削って穴を開けてやらないとならない。小さな実をつまんで、コンクリートの上でガジガジガジガジ20分くらい。指が疲れて、何粒もできない。けれど、今年はディスクグラインダーが有るんだもんねー。去年、玄関ドアの塗装をはがすために買った心強い味方。http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/679d54eb4671397d3462e6c42ac57 . . . 本文を読む

何年の

2013年05月03日 | おらほ調布
境内は甲州街道に面している。 車の少ない夜と朝の間なら、いるだけでふわりと香る。 今年はやはり例年より早い。 国領神社の千年(ホントかよ?!)の藤。 ※米※ 旧道沿いにあるたいやき屋。 おじさんに声をかけてみると、もう30年になると言う。 私が十代の頃から有るんだから、そらそうだわな。 「死ぬまでやるからね。 わたしら、死ぬまで働くから。 病気しながら働き続けるから。」 心強い言葉だけど . . . 本文を読む

おかくれになりました

2013年05月02日 | イキモノタチ
[あらすじ] 桃の若木にカレハガの幼虫がいたよ。 翌日見たら、 ど真ん中でぐんにゃり折れ曲がり汁が出て蟻にたかられていた。 鳥につつかれたのだろうか。 そうならんように擬態してるのに。 ※米※米※米※米※米※米※米※米※米※米※米※米※ 不慣れな方にご案内 昨日のは月に一度の法螺です。 毎月一日は嘘ついていい日にしています。 世間様の12倍嘘ついて暮らしています。 腹は下しましたが . . . 本文を読む