旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

ドーム観戦記 苫小牧フェリーターミナル

2006-06-26 12:00:47 | 小さな旅

室蘭本線 苫小牧駅 (北海道苫小牧市表町)

苫小牧駅からの苫小牧フェリーターミナル行のバスには、昨日利用した中央バスと、苫小牧市営バスの路線がある。乗り場は別々で、中央バス道南バス乗り場から、市営バスはバスターミナルからの発車となる。苫小牧駅前16時37分発の中央バスを利用する。このバスは札幌駅前ターミナル15時発の高速とまこまい号である。別に列車で苫小牧まで来る必要はなかったのだが、復路くらい鉄道に乗りたかったので、そうしたまでである。道南バスの窓口によると、バスは遅れているという。撮影旅行らしい男性の組がバスを待っている。

ようやくバスが到着。何人か降りてからバスに乗りこむ。車内は思ったより混んでいる。次は終点のフェリーターミナルだから、フェリーに乗る客ばかりと思われる。なんと札幌駅で見かけた大洗からの母娘が乗っている。札幌駅で見かけたのはこの高速バス、そして今夜のフェリーに乗るためだったのだ。船で2泊、北海道で1泊の慌しい旅をする人がここにもいた。

フェリーターミナルに到着。運賃は240円。東日本フェリーのカウンターで手続をして切符をもらう。売店でサッポロクラシックキリンガラナを2本ずつ買う。出港を待っていると例の母娘もいる。同じ船に乗るのだから当たり前であるが、これではストーカーである。失礼だが、器量がどうのこうのと言う訳ではなく、他に若い女性が少ないので目にとまるのである。逆に多いのは自衛隊員である。迷彩だから数人でも目立つけれど、かなりの人数が待合室や売店にいる。北海道土産を買っているので、内地の基地の人だろう。こちらで演習があったのだろうか。この人達が乗る船は大洗行でないようだ。


(左から)高速とまこまい号/フェリー出港案内/さんふらわあ さっぽろ

さて、今日乗るのは商船三井フェリーの〔さんふらわあ さっぽろ〕である。前回この船に乗船した時は〔ばるな〕という船名だった。乗船して切符に書き込まれた船室に行くと、そこは前回、振動と騒音で苦しめられた元ドライバー室の2等寝台だった(エスカロップ紀行参照)。東日本フェリーでこの船の切符を買うと、この寝台が割り当てられるのだろうか。前回の経験がいかされずに同じ轍を踏む。 (つづく)


船上から見る樽前山 (さんふらわあ さっぽろ