〔さんふらわあ さっぽろ〕から見る〔いしかり〕 (苫小牧港)
苫小牧18時45分の出港だが、レストランは18時に営業開始する。昼食が遅かったので空腹ではないが、19時30分には営業終了なので腹が減るまで待っていては飯を食い損ねる。18時30分まで待ってレストラン前の自動券売機で食券を買う。夕食はバイキングで1,600円もする。夕食+朝食の2食セットの食券があり、2,300円となっている。朝食もバイキングで1,000円となっている。2食セットなら300円引きとなる訳だ。1食1,600円は躊躇するが、1食1,150円なら許容範囲か、と無理やり納得して2食セットの食券を買う。
夕食バイキングと生ビール
(〔さんふらわあ さっぽろ〕レストラン)
食券は1枚に2食分が印字されており、夕食分にチェックをもらって財布にしまう。盆を手にして料理を見る。パンフレットによると和食あるようで、刺身が舟盛になっていたが見当たらない。巻寿司が少しある。レストラン営業開始から30分の間になくなったのか。油物はふんだんにある。年配者が多いので和食からなくなるのだろう。これで1,600円はつらいなと思うと御飯をよそう手にも力が入る。料理を盛った皿は和中とりまぜである。生ビールは別料金(500円)。銘柄はサッポロクラシック。このビールは本当においしい。
食事中に本船は苫小牧港を出港した。次に北海道に来るのはいつだろうか。港の外に出ると、近くの卓で食事をしていた3人組が〔さんふらわあ つくば〕とすれ違ったと言っている。写真も撮りたそうだったが、気付くのが遅かったようだ。鉄道ファンはよく見るが、船舶ファンか。それにしても御飯はよそい過ぎた。目がつぶれるから残さずに食べる。満腹なので売店でアイスは買わずに水(150円)だけを買い、2等寝台に戻り、横になる。思ったほど騒音も振動も気にならず、眠りについた。 (つづく)
フェリーは北海道をあとにする (さんふらわあ さっぽろ)