旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

台湾のりもの紀行 高雄→新左營

2007-12-27 18:00:52 | 台湾日記

朝起きると雨だった…_| ̄|○

民國96年11月26日星期一。高雄のホテルで目覚める。昨日の天気は良かったが、今朝は雨が降っている。今日はいよいよ高鐵に乗るというのに残念である。しかし列車には屋根があるから問題ない。それより心配なのは、11月だというのに颱風米塔[台風第23号(0723)]が接近していることだ。まだフィリピンにいるらしいが。


朝食はバイキング形式 (京城大飯店)

一階のレストランへ行き、朝食をとる。朝はバイキング形式なのでセルフサービスだが、給仕はきちんとした服装である。晩飯をここで食うと、昨夜の何倍もする。朝食は宿泊料金込みなので、お金の心配は要らない。バイキング形式は料理を取り過ぎてしまう傾向があるので、少なめに取ってゆく。素食(お精進、菜食)の料理が並ぶのも台湾らしい。これで1泊朝食付、1,680元はお値打ちである。食後にコーヒーを飲み、満足して部屋に戻る。


がんばれ野球日本代表!

今朝もテレビでは野球のニュースをしている。ダルビッシュ有投手も達比修有と紹介されている。NHKワールド・プレミアムにチャンネルを変える。「生活ほっとモーニング」が終わると、「みんなの体操」、「きょうの料理プラス」とならずに、「おはよう日本」の再放送となった。ドクトル・メグはやっても、柘植さんの食べるところは見られないのか…_| ̄|○


京城大飯店 (高雄市三民區)

午前10時前にホテルをチェックアウトする。たちまちタクシーの客引きが来るが、目の前の駅舎を指差して、不要である旨伝える。雨は小止みとなっているので、急いで道路を横断し、駅舎に入る。窓口で明日乗る予定の列車の切符を購入する。メモ用紙に書き出しておいたので、購入はスムース。まだ高鐵の駅に向かうには早すぎるので、駅の表側へ寄っておきたい。雨に濡れて遠回りするのも嫌なので、月台票(6元)を購入して構内を通行する。


月台票(入場券)


臺灣鐵路管理局 自動驗票閘門 (高雄)


自動改札機はオムロンでした!

表側には台鐵本舗なる鉄道グッズの店がある。絵葉書(20元)と時刻表(25元)を買って行く。昨日、無料でもらった時刻表と違ってカラー刷りで、高鐵の列車の時刻も掲載されている。駅の隣にある高雄站前郵局(郵便局)で絵葉書を1枚書く。室内は蒸し暑い。10元の郵票(切手)が欲しいが、郵便の窓口がひとつしか開いておらず、そろそろ列車の時間も迫るので焦る。ようやく買った郵票を絵葉書に貼り、ポストに投函して駅へ戻る。

高雄-新左營間の區間車の車票(15元)で入場する。11時発の自強號が発車を待っており、撮影する。兵隊さんの団体の姿も見える。この列車は台北に15時38分に到着し、終着の花蓮には18時37分に着く。高雄-台北間の車票は845元である。このあと高鐵の左營12時発の列車(各駅停車)に乗るが、台北には14時に到着する。何とも高鐵は早い。車票は臺鐵:高雄-新左營(15元)+高鐵:左營-台北(1,490元)=1,505元となる。差額の660元はかなり大きい。


臺鐵 自強號 1016次 (高雄)

高鐵登場までは台湾を代表する列車だったのに…


臺鐵 區間車 2628次 (高雄)
いずれも民國96年11月26日撮影

地味に11時07分発の區間車2628次で高雄を後にする。愛河を渡り、高鐵との乗換駅、新左營に11時16分到着した。 (つづく)