客室からの眺め
令和6年4月1日月曜日。高山市のホテルで起床、というか午前3時過ぎに目が覚めた。よく寝た感じもするがお酒が覚めて起きただけのような気もする。それから寝付けない。今日も運転するからよく寝ておきたいが、眠れないものは仕方がない。寝台の上でじっとしていて午前6時に本式に起床。
近藤さんのお天気を見て…
東京は雨が降っているのか。
お風呂に入って目を覚まし、またテレビを見ていると福岡にいたアナウンサーさんが東京に来ている。しかしタモさんの番組は終わってしまった。
名古屋からのニュース
ここは岐阜県だから東海になるのか。東京都も神奈川県も静岡県も愛知県も通らずに岐阜県に来ているのでピンと来ない。五畿七道で言うと飛騨国は東海道ではなく東山道になる。
BS103で石川県の天気を見る
北陸の天気はよさそう。
和洋バイキング ※参考 前売券1,000円 当日1,100円
一階のレストランで朝食。日曜日は夕食営業はなかったので利用出来なかったが、朝食は毎日あるようである。朝食付きのプランにしたので宿泊料金に含まれる。無料朝食と違って品数は多い。朴葉味噌は飛騨の名物だろうか。実に旨い。少しずつ料理を取っていってもお皿が一杯になる。そしてまた麵を取ってしまう。ナポリタン、焼うどん、サラダにスパゲティも取ってしまう。旨いから仕方がない。和食のおかずが多いのもいい。
食後のコーヒー と水菓子
満腹である。ごちそうさまでした。
エレベータの搬器から外が見える
客室は国道側だったが、反対側だったら高山本線や高山の町並みが見えただろうか。
昨夜は眠くなって寝てしまったので、少し動画を見て過ごす。しかしチェックアウトの午前10時までゆっくりしてはいられない。午前9時に出発するつもりだったが大分過ぎてしまった。
ホテル・アルファ-ワン高山バイパス (岐阜県高山市千島町)
快適なホテルをチェックアウトする。
ホテルを出発する。国道41号を富山方面へ。バイパス沿いにはお店が建ち並ぶ。昨日利用したなか卯さんもこの辺り。国道41号高山バイパスより高山国府バイパスに入ると自動車専用道路になる。中部縦貫自動車道高山ICより流入する。昨日通った安房峠道路(安房トンネル)も中部縦貫道。佐久小諸JCT-佐久南IC間で通ったのは中部横断自動車道。縦貫、横断は地図の向きの縦横とは異なる。本州に背骨があるとすればそれに沿うのが縦貫かと思う。知らんけど。
高山ICより西は開通しているが、東は高山市内の丹生川ICまで事業中である。その先は安房峠道路に繋がり中央自動車道松本ICに接続する計画だが出来上がるのはいつの日か。国道158号に指定され高速道路のE67が振られている中部縦貫道だが、今通っている高山清見道路の区間は無料で走行出来る。暫定2車線で供用。飛騨清見JCTより東海北陸自動車道を経由する。中部縦貫道と重用区間だが通行料金が必要である。料金所のETCゲートを通り東海北陸道の上り線(一宮方面)に入る。往復4車線の立派な道路だが今回通らない飛騨清見IC以北の区間は一部を除き暫定2車線。交通量は少ないが、中国自動車道のようにガラガラではない。山間の高速道路で長い坂があって軽自動車では速度が出せない。高速道路で標高日本一の地点(1,085m)がある。日本一標高の高いパーキングエリアである松ノ木峠PAを通過する。高山市より郡上市へ。ここが国境で飛騨国より美濃国に入る。「橋脚高日本一125m」とある鷲見橋を渡る。白鳥ICで流出し中部縦貫道の単独区間に入る。料金所のETCゲートをを通過。この先は油坂峠道路で有料道路だったが平成17年に無料化されたそう。暫定2車線。大きなS字カーブで坂を登ってゆく。速度の出ない大型車が前方を走っていたが、対向車線に出て追い越す普通車がいる。対面の自動車専用道路で対向車線に出るとは。中央線は白の実線なのではみ出し追い越しは出来ないはず。すぐに登坂車線があったので合法的に先に行かせてもらう。越美通洞(1,080m)という隧道で岐阜県より福井県、美濃国より越前国に入る。福井県へは京都府、滋賀県、石川県から来た事があるので、これで全ての県境を接する府県から入った事になる。国境の少し長いトンネルを抜けると油坂峠道路は終わり国道158号の現道に合流。坂を下ってゆく。新島々駅の先から安房峠道路に至るまでの道と比べればどこも走りやすい。高速道路の工事が行われている。油坂峠道路に繋がる予定。沿道にダム湖が見えてきた。九頭竜湖である。ダムのところで休憩する。
飛騨清見IC-白鳥IC 軽自動車等 ETC料金1,050円
九頭竜ダム 電源開発株式会社
[River] 九頭竜川 Kuzuryugawa 国土交通省
ダムより上流(ダム湖)側を望む
水位はこんなものか。
下流側を望む
こちらも水を湛えている。下流に鷲ダムがある。水力の長野発電所があり、余剰電力で下流のダムの水を上流のダムに汲み上げ、再び発電に利用する。電気は大量に貯められないが、水を汲み上げる事で位置エネルギーとして貯める事が出来る。
ダムの建物に展示室が設けられている
後でお手洗いを借りた。ありがとうございます。
岩石などを積み上げたロックフィルダムだそう
コンクリートのダムとはまた違った様相。
見学者は通れるようなので天端を歩いてみる
電源開発長野発電所
立ち入れるのは対岸に渡ったところまで
九頭竜湖を眺め、Root Beerを飲む
沖縄で造っているのかと思ったら米国産だった。Dr. Pepper や Seven Up と同じところが造っていた。ホテルの冷蔵庫で冷やしておいたがぬるくなった。
九頭竜ダムを出発。急な坂を下ってゆく。鷲ダムの側を通る。さて九頭竜湖と言えば越美北線九頭竜湖駅が思い浮かぶ。ちょっと立ち寄ってみる。
道の駅の駐車場に停める
国道158号 松本・高山方面を望む
福井方面を望む
駅舎の反対側に行ってみる
車止め
越美北線は越前花堂-九頭竜湖間が開通。岐阜県側には越美南線があり美濃太田-北濃間が開通している。越前国と美濃国を結ぶ越美線として計画されたが線路は県境、国境を越えて繋がる事はなかった。繋がっていればこの先に線路が伸びていたはず。JR東海バス大野線が美濃白鳥駅-九頭竜湖駅間を結んでいたが平成14年に廃止となった。
WELCOME 九頭竜湖
九頭竜湖 くずりゅうこ Kuzuryūko えちぜんしもやま Echizen-Shimoyama →
九頭竜湖駅は越美北線の乗りつぶしで訪れて以来である。越美南線はJRが発足する前の昭和61年に日本国有鉄道より第三セクターの長良川鉄道に移管されている。18きっぷで乗れなくなったので未だに乗っていない。JRバスが越美北線と越美南線とを連絡していた頃に乗っておけばよかったな。
側溝の蓋に矢印?
よく見ると恐竜の足跡だった…
JR西日本 越美北線 九頭竜湖駅 (福井県大野市朝日)
表の駅舎側に回ってきた。
出札口
出札口は閉まっていたが列車出発の20分前から開けられるそう。
運賃表
福井駅の運賃が載っていない。越美北線の列車は全て福井に乗り入れる。乗り入れ先は3月のダイヤ改正までは北陸本線だったが、令和6年3月16日に乗り入れ先の越前花堂-福井間が第三セクターの路線ハピラインふくい線となった。連絡運輸も通過連絡運輸もあるはずだが当駅では乗車券は売っていないのだろうか。窓口が閉まっているうえに鉄道を利用する訳ではないので確認出来ない。
九頭竜線とあるが越美北線の愛称であり、案内で使用されるそうだが知った事ではない。当駅を出発する列車は5本。到着は4本。福井-越前大野間のみ運転され九頭竜湖まで来ない列車もある。駅舎内で「駅だったんだ」と話している人がいる。現役の駅です。それに気付いたのか「電車が来るんだ」と話している。電車は来ません。気動車(ディーゼルカー)です。駅舎を出る。
道の駅 九頭竜 (福井県大野市朝日)
道の駅の中に鉄道駅が存在している感じ。車で来ると鉄道駅と気付かないか。ファミリーマートがあるがここは24時間営業ではない。
鉄道駅の駅舎
九頭竜湖駅 KUZURYUKO STATION
道の駅の施設
鉄道駅と一体感がある。
道の駅(鉄道駅?)を出発。近くには九頭竜ICがあり中部縦貫道が福井北JCTへ通じている。ここも通行無料。さっそく流入する。暫定2車線。越前大野、勝山、永平寺といった街を経由する。この先は有料区間に入るという松岡ICで流出する。国道416号に入る。福井市に入り福井北JCT・IC付近で北陸自動車道と立体交差する。国道8号との交点の新保交差点を過ぎて北陸新幹線の高架沿いの福井県道268号福井森田丸岡線に入る。
県道と北陸新幹線 (福井県福井市開発・高柳付近)
この先の新九頭竜橋が北陸新幹線九頭竜川橋梁との併用橋というので走ってみたが、右側の車線を走ったからか新幹線の側壁が見えるばかりで、列車が走る所も見られず。道路橋と鉄道橋の一体感も判らなかった。河川敷あたりから離れて眺めればよかったか。先を急ぐので県道を引き返す。
県道268号でまた新幹線と九頭竜川を渡り国道416号を経て県道30号福井丸岡線を福井駅へと向かう。途中でヨーロッパ軒さんを見掛ける。ソースカツ丼を食べてみたいが駅へと急ぐ。三国芦原線を踏切で渡ると、福武線の併用軌道が現れる。県道11号福井停車場線に入る。
前方には福井駅 (福井県福井市大手・中央付近)
前方には福井城・福井県庁 (福井県福井市大手)
ちょっと高そうだが県道11号福井停車場線の地下に設けられた福井駅西口地下駐車場に車を停める。
いずれも令和6年4月1日撮影
それでは福井駅へ。 (つづく)