ゴールデンウイーク中は毎年仕事か休養かのどちらかで、出かけることは滅多にないのに、
今年は珍しく前半戦に弘前に行ってきました。もちろん、お目当ては桜だったのですが…
たまたま休みが4連休となったことに加え、今年はずいぶん桜の開花スピードが全国的に
早かったので、昨年土壇場で行くのを回避した弘前へ思い切って行くことにしたんです。
行くのを思い立った頃は、確か開花予想が23日頃だった記憶があり、場合によっては
昨年のように間に合わない可能性もあって、そしたら早々に撤退して早めに帰宅できるように
帰路はピーチでなく、変更可能なJRにしたんですね、高くつくけど。
当初は弘前の見頃に合わない場合に備え、仙台空港でレンタカーを借りることも検討しました。
結果的にはそうしたら、花の見頃であった宮城県とか山形あたりの桜を愛でることができたんだけど、
元々土地勘のまったくない東北で、しかもいきなりGW、どこでどんな渋滞が起きるのかも知らず、
また、宿なんかも直前に予約するのは困難だろうと、この案は早くにボツにしたんです。
もちろん行き先を決めた頃には天候がどうなるかを知る由もなく、結果、弘前と心中するつもりで
腹を決めたんです。
しかし、まんまと外してしまいました。まさか北東北以北だけがこんな低温続きだなんてねえ…
滞在中に「満開宣言!」の予定が、ようやくの「開花宣言」ですからね。外堀の桜のつぼみなどは
大きく膨らんで、20℃前後の日が二日くらい続いたら一気に開花しそうなのに、その気温に
全然到達しないんですね。28日(日)はとても天気が良くて日差しは降り注ぐのに、
北寄りの風が冷たく強くて、寒い寒い! これじゃあ開きたくても開かんわなあ、つぼみちゃん。
ホント、人生で桜のつぼみをこんな長い時間見たの、生まれて初めてでしたよ。
滞在中現地では予報の割には天気が良く、実際まとまった雨は27日(土)の午後から翌日の
未明にかけてだけで、早朝の弘前城散歩を毎日やってました。開花を促すようにカメハメハを
送り続けたんだけど、つうじんかったね。
しかし異変は私がいた頃だけじゃなくて、その後も弘前は大変なことになっているようですね。
悪天と低温続きでいまだに満開に至らず、開花から満開までの期間が過去最長となるようです。
GW後半に行く人がうらやましかったけど、伝え聞く状況では、好天に恵まれ満開の桜を楽しんでいる…
って感じではなさそうで、これで私も諦めがつきましたよ。満開はGW明けにずれ込みそうで、
もし休みのとれる方は、今から準備しても面白いでしょうが、ずいぶん前から咲いている花もあるので、
うまく咲きそろうかは微妙かもしれません。
宿で毎年のように弘前の桜を見に来ていて、今年も「散るまでいる!」って方と一緒だったんだけど、
いつかまた会う機会があれば、この年の状況(その後)を聞くのを楽しみにしているんです。
それにしても北東北と北海道の低温が予想以上に長引いていて、農作物に影響が出なければいいけどなあ。
あっと、書き忘れるところでした、写真のりんごジュースは、桜が咲いていないお詫びに、市から
宿泊者に配られたものです。3本もらって、1本は現地で飲んじゃって、残りをお土産に持ち帰りました。
*それに引き換え… 南東北以南ではこの大型連休中行楽日和が多くて、関西も晴天続きです。
昨日は久しぶりに布団を天日干ししました。万年床状態が続いていたわけですが、関西では
スギ&ヒノキ花粉もほぼ終焉したと判断してのことです。ずっと装着していたマスクも恐る恐る
外してみました。でもなんかまだ鼻がムズムズします。これは実際若干花粉が残っていることに加え、
これまでマスク越しに空気を吸うことが当たり前になっていて、直接外気に触れることに慣れていない…
からかもしれません。
本来なら毎年このタイミングでこたつ布団を片づけるのですが、5月に入って関西も若干寒の戻りといいますか、
朝夕冷え込むことがあり、電源を入れるかどうかはともかく、布団に足を突っ込みたい時がまだありそうなので、
これは少し先送りにしました。
そして今日はこれまた久々の洗車&ワックスがけ。ドロドロだった愛車がピカピカになった…と
しておいてください。次回は山旅のシーズンが終わる、10月以降になるんかなあ。
やっぱ連休は、おうちで過ごすのが一番やねえ。