旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20241012 北海道晩秋編⑪ 望岳台散策パート6(午前&午後の部) 美瑛町

2024-11-27 18:18:00 | 旅鴉の唄



10月12日(土) 晴れのち曇り

天気のいい三連休の初日、さすがにギャラリーが増えるだろうこともあり、
9月まったく行けなかったので気になっていた、北海洋さんに教えてもらった
ポイントへ久しぶりに行ってみた。しかし、よそとあまり変わらず、ここも
基本シ~ンと静まり返っている。昨秋ためまくっていた貯食場にも、まったく
草木が入っていなかった。これは粘っても意味がないかなと、早めに諦め
場所移動した。

一番上のポイントには東京のTさん、Oさん、青森のSさんらが待機していた。
このSさんは、プロ級の腕前のすごい動物写真家とのことだ。ここも御多分もれず
動きが悪く、岩の上にちょこんと座っていた一匹見ただけで諦め、私は早々に
現場を離れた。

一番下のポイントには誰もいなかった。好天の連休中、考えられないことだが、
「ここは出ない」ことが知れ渡っているためだろう。しばらくすると、久々に
出てほしい斜面に登場したナキちゃんが、その時以来となるモーレツな
貯食活動を始めた。このナキちゃん、滅多に顔を出さないが、出てくると
サービスたっぷりに動いてくれるウイ奴なのじゃ。

味を占めたので、午後夢をもう一度と同じ現場でスタンバったが、そう
やすやすとは出てきてはくれない。今季の現場は非常に厳しいのでありんす。


    

望岳台でのナキウサギ撮影の際には、食料調達などで毎日下界に下りている私。
それはそれでメリットがあり、理由があるのだが、東京のOさんなどは、一度
駐車場に陣取ると、そのまま3~4日滞在するスタイルだ。込み合う駐車場内、
その合間を縫って出入りするのもけっこう大変なので、この三連休、Oさんを
真似て車を動かさないままにすることにした。

そうすることで、まずガソリン代が浮く。私の場合、いったん下りると旭川~
東川近辺まで遠征するので、片道50キロくらい走ることになる。往復するだけ
で二時間くらいかかるので、時間的なロスも大きい。車をとめ置いたままだと、
数日温泉に入れないのはちょっとつらい。近辺には、吹上温泉、白金温泉などが
あり、ちょっと足を延ばせば入浴できないわけでないのだが、Oさんは一回たり
とも車を動かさないので、今回は私もそれに倣う。図書館に立ち寄って、新聞を
読めないのも残念、まあそれは仕方なかろう。やはり一番の問題は食料事情で、
調理器具はかろうじてガスコンロしか持っていない私は、お湯しか沸かせず、
基本インスタントなものに頼らざるを得ない。それで、今回初めて日清食品の
「カレーメシ・シリーズ」を試してみた。スパイシーな味付けは悪くはないが、
しょせんアルファ米を使ったカレー風味のリゾットだ。栄養、量ともに足りる
はずもなく、酒をあおって、空腹を誤魔化し、眠りにつくほか手段がない。

要は、山でテント泊しているのとあまり大差ない生活だということ。ビールを
飲めるだけマシだし、そんなものだと諦めて耐え忍ぶ。
    


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