旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20241027 北海道晩秋編㉖ 何かが狂いだしてる地球の未来 小樽港~舞鶴港~和歌山市

2024-12-12 17:10:00 | 旅鴉の唄



10月27日(日) くもりのち雨

滞在中朝食は、1個100円前後の特売の菓子パンばかり選んで食べていたので、締めくくり
くらいちょっと贅沢しようと、お気に入りのタマゴサンドなどを買い求めた。数年前までは
約170円、滞在中何度か買って食べたものだが、小麦粉や卵の価格高騰で、今は約250円
もするので、経費節約のため、あまり手を出せなくなってしまった。贅沢できない身分である
ことは承知しているし、削れるところは削って出費を抑えているはず、でもそれにも限度はある。

積み込まれた車は約40台ほど、バイクは10台くらい、団体客はいるが小規模で、船内
空いている。これがあと一週間ほどすれば、バイクの数はほぼゼロとなるだろう。新造船だった
頃から利用している「あかしあ」も老朽化し、空調設備が不調なのか、冷たい風が船内を
吹き抜けていて寒い寒い! まさか船内で震え上がることになろうとは思いもしなかったので、 
エクセロフト製の防寒着はすべて車内に置いてきたまま、参ったなあ(出航すると、車両甲板
へは立ち入れない)。


    

    

珍しく後部デッキへ出て、行き違いの「すいせん」を見送る。ベタ凪に近いような水面に船体
がシンメトリーで映るのを撮ろうとしたのだが、コンデジではうまく写せなかったみたいだ。


私が不在中の関西は、夏日は当たり前、真夏日に迫るような気温の日もあったと聞く。
北海道はそこそこ冷え込んだものの、10月としては異例の少ない降雨量だったことで、
山上はいつまでたっても根雪とはならず、やはりどうにも季節の移り変わりがおかしい。
雪の遅さを察知しただけが理由ではないだろう、多くのナキウサギが貯食していない
のもまったく解せず、なにがそうさせるのかわけがわからない状況だ。何かが狂い出し、
地球規模で気候変動が起きていて、遠からずその影響を受けていることは確かなのに、
ずばり原因を指摘できないのがもどかしい。規則正しく四季の移ろいがあった頃には
たぶんもう戻れない諦めの心境、絶望感など、旅の記録の端々から、少しだけでも
ニュアンスが伝わればと思う。


♪ NIGHT、THROUGH THE NIGHT 美しい君と
  NIGHT、THROUGH THE NIGHT 空気を眺めてた

  何かが狂い出してる 地球の未来に
  僕は饒舌 君の髪を触っていた

  怪しい夢の続き THANK YOU FOR YOUR LOVE
  乱れて不思議な水 THANK YOU FOR YOUR LOVE

  NIGHT、THROUGH THE NIGHT 複雑に愛情
  NIGHT、THROUGH THE NIGHT ハレーション起こした

  すべてわからなくても いいんだけれど
  少しニュアンス 僕の気持ち伝えたくて

  どよめく欲望たち I WANT TO BE FREE
  汚れておいしい水 I WANT TO BE FREE

  I WANT TO BE FREE、AND FOREVER YOUNG
  I WANT TO BE FREE、AND FOREVER YOUNG

  怪しい夢の続き THANK YOU FOR YOUR LOVE
  乱れて不思議な水 THANK YOU FOR YOUR LOVE


  (THROUGH THE NIGHT/詩・曲:天野滋 歌:NSP)


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