旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20240911 北海道秋編⑫ 望岳台散策パート6 美瑛町

2024-09-11 09:11:03 | 旅鴉の唄




晴れ間の多くなった午後に入山した。繰り返し何度も空振ると気が滅入るが、
雨ならいざ知らず、せっかく山に入れるチャンスを与えられているのに、一日中
ぼーっと過ごすだけなのはもったいなさすぎだ。

クロちゃん現場には岡山のAさんと二人だけ。Aさんとのおしゃべりの声だけが
響き渡り、山は今日も静まり返る。やれるだけのことはやったと、自分に言い
聞かせるしかない。しかし如何せん、結果が伴わないのはつらい。

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20240911 北海道秋編⑪ モンベル地域限定Tシャツ 東川町

2024-09-11 09:11:02 | 旅鴉の唄



モンベルには、地域の店舗限定のご当地デザインTシャツ(ウィックロン生地)が
用意されていて、大雪ひがしかわ店オリジナルのひとつがこのエゾモモンガ柄の
シャツだ。可愛いデザインが私にピッタリ、一枚自分用に買ってみた。ナキウサギ
とかシマエナガのも出してくれないかな。


   

三日続けてごはん屋ことさんでお昼を食べた。いろんなメニューを試してみたいのに、
つい日替わりランチに引っかかってしまい、本日は『肉豆腐』をいただいた。ゆで卵
が一個丸ごと入っているし、これで600円でペイできるのだろうか? このところ
自身で食事をつくるようになり、コストに関する意識がより高まっているのである。
何もかも値上がりで、安くあげるのに一苦労するよねえ。この日日替わりは、
『スタミナ納豆』との二種類から選べた。レギュラーメニューだけでもけっこう品数
あるし、用意、対応するの大変だよなあ。私など、おかず一品つくるのに四苦八苦。

この店では、多くのメニューが1000円弱で食べられる中、異色的存在が
『厚切りジンギスカン定食・1800円』だ。後ろの席のおじさんが頼んでいた
ので観察すると、ものすごい量のお肉がお皿にてんこ盛り状態だった。う~ん、
いつかは食べてみたい。
   

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20240911 北海道秋編⑩ 萩尾望都&加藤文太郎 東川町

2024-09-11 09:11:01 | 旅鴉の唄



9月11日(水) 雨のち曇り

図書館で雑誌二冊を読んだ。

漫画家の萩尾望都さんは「スケッチ魔」らしく、スケッチブックに残された
デビュー前後からの膨大な量の作画から、一部を抜粋して掲載、解説され、
萩尾さんのクリエイターとしての足跡、歴史を紐解いている。もちろん、代表作
とされる『ポーの一族』や『11人いる!』などの有名作品は、多くのページが
割かれ、特に詳しく紹介されている。

絵心ゼロの私に言われてもご本人うれしくないだろうが、恐ろしいほどの画力の
高さに唸る。萩尾さんの十分の一程度でいいから、私にも少しの画才があればと
うらやむばかりだ。恥をかく代わりに、絵を描く人生があったかもしれないのだ。
萩尾さんは今もって現役で、ポー~の新作などを描き続けているのもすごい。


とても古いバックナンバーの「岳人」で、加藤文太郎の特集を読んだ。私は
中学時代、読書感想文の課題本で、加藤さんをモデルとした『孤高の人』を読んで
感銘を受けた一人だ。まさかその時には、運動音痴な私が、週末六甲山に通ったり、
登山を趣味にすることになろうとは夢にも思わなかったのだが。孤高~は著者・
新田次郎氏によって、加藤さんの経歴などを下敷きにしつつも相当にアレンジされ、
あくまでフィクションとして成り立っている小説である。なので主人公・加藤は
ヒーロー然として聖人君主的に描かれ、その分悲劇的な最期は、より美化されて
ドラマチックに盛り上がる。

しかし実際のご本人はもう少し人間味のある方のようで、後年読むことになる
谷甲州氏の『単独行者』で描かれいる人物像がそれに近いらしい。登山中の様子、
出来事なども、新田版とは異なり、より多くの資料が残されている実際の山行を
もとになるべく史実を踏まえて描かれていて、全体としてノンフィクションに
近い仕上がりとなってるようだ。ただしその分、物語としては盛り上がりに
やや欠けるのは止むを得まい。

孤高~は掛け値なく面白作品なので、登山しない方々にも広く勧められる一冊で、
もしそれで加藤さんの足跡をもう少したどりたいと思ったら、谷さんの著作を
読んでみたり、加藤さんが残した手記をまとめた『単独行』に手を出して
みてはいかがだろう。単独行、私はまだ読んだことがないのだけれど。

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2023年拾遺集~北海道秋編⑩

2024-09-10 23:59:59 | 展覧会の絵



おたふくかぜ ひいてまんねん




地を這い




岩を駆ける




なきうさ現場では珍しく、エゾリス登場




気配を伺う




警戒する




周囲の安全を確認し、空気孔のパイプ(巣穴にしている?)に入る


【十勝岳山麓のシマリス&エゾリス 2023.09 撮影】

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20240910 北海道秋編⑨ 望岳台散策パート5 美瑛町~東川町

2024-09-10 09:10:01 | 旅鴉の唄




9月10日(火) 晴れのち曇り

美しい朝焼け雲が山上に流れた。繰り返しになるが、このシチュエーションを活かし
きれないのがもどかしい。

現地到着後ほどなくゴソゴソと草をかき分けるような音が聞こえ、早々にクロちゃんが
活動を始めていた。これは幸先がいい、遅ればせながらスイッチが切り替わったかなと
思ったのも束の間、行動はあまり長続きしなかった。あとから函館のT夫妻、若い男性
二人組がやってきた。

私は切り上げて上の現場へ。ここは基本相変わらず閑散としていて、かろうじて
(短時間)二匹を写せたのが関の山だった。ほとんど貯食活動しておらず、これで
間に合うのか、越冬体制。


    

連日のごはん屋ことさん日替わりメニュー。本日は「肉じゃが」。肉じゃがは
私が頻繁につくる献立のひとつだが、私のは「めんつゆ」を利用したお手軽版、
「おふくろの味」風の味付けとは程遠い仕上がりが悩みの種。食べ比べてみたい
気がして注文してみた。具材のジャガイモとニンジンがこんなに大ぶり、しっかり
中まで火を通しやわらかく煮込むには、事前にレンジにでもかけておくのだろうか?
私がつくるのは、早く火が通るように具材が小さめで、余計にしょぼく感じるん
だよなあ。
    

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2023年拾遺集~北海道秋編⑨

2024-09-09 23:59:59 | 展覧会の絵









カケス




ゴジュウカラ?










ハイマツの茂み(ねぐら?)からゴソゴソッと大きな音をたてて
出てきたのがギンザンマシコのオス

エンジ色の派手なカラーリングで登山者に人気があり
これまで山中で何度か見かけたことはあったが
こんな近くに現れ、写真を撮れたのは初めて

でっぷりとした体形で、目元がユーモラスなことも
今回初めて知った

【なきうさ現場で見かけた鳥たち 2023.09 撮影】

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20240909 北海道秋編⑧ 望岳台散策パート4 美瑛町

2024-09-09 09:09:01 | 旅鴉の唄



9月9日(月) 曇りのち時々晴れ

夜半、前線の通過に伴い風が強まり雨もパラついたようだ。早朝、山上部に
雲は多いものの、天気は回復傾向。

まずクロちゃん現場へ。今日も不発なら、十勝側への移動も考えていたところ、
察したわけではなかろうがクロちゃん登場。ただし、鳴き声もなく突然現れたので、
よくぞ見過ごさなかった感じだ。一度だけ貯食行動を行う。のち、函館のT夫妻
現場へ現れる。

ほどなく中ポイントへ下がったら、ここで岡山のAさんと再会。お盆過ぎから
道内入りしている彼女によると、この秋もナキちゃんの出は記録的に悪いようで、
撮影機会ゼロで終わることは珍しいことでないらしい。なので、地元の常連さん
らはあまりやって来ないという。東ヌプカと駒止湖はそれなりに出ているとのこと
なので移動するか迷ったが、せっかくクロちゃんの健在を確認できたので、もう
しばらくこちらで粘ってみることにした。


    

ごはん屋ことさんで日帰りランチ「グリーンカレー・600円」をいただく。
黒つぶれしているが左奥はサラダ。カレーは美味、しかもお野菜たっぷりで
このお値段は魅力的。ランチ・メニュー目当ての客が続々ご来店。


    

このところ、山がきれいに見えていることが大変多い。それを撮影に活かすことが
出来ていないのが残念だ。  

    

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2023年拾遺集~北海道秋編⑧

2024-09-08 23:59:59 | 展覧会の絵



口いっぱい




たたずむ




見上げる




お仕事は続く

【十勝岳山麓のナキウサギ 2023.09 撮影】

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20240908 北海道秋編⑦ 望岳台散策パート3 美瑛町

2024-09-08 09:08:01 | 旅鴉の唄



9月8日(日) 晴れ時々曇り

昨日よりは出没状況がいいことを期待して、出が良かった上部地点へ
直行して待機した。鳴き声があちらこちらから響いてきて、成果を残せそうな
予感が走る。がしかし…姿がまったく見えない。フィールドが広いので
私が見落としている可能性もあるにはあるが、採食など行動が活性化する
気配がまるでないように思える。結局滞在中、チラリとも姿を拝むことが
できずに終わった。下山がてら、他の地点も覗いてみたが、どこも音なしで、
しかも、撮影者がほとんどいないのだ。日曜日と好天が重なっていると
いうのに… 地元の常連さん、状況をよく知ってらっしゃるようだ。

夏と秋が同居しているような北海道は、日が差すとまだまだ強烈で、車内は
一気に蒸し風呂と化し、朝の冷え込みとの温度差がありすぎて感覚が追い
つかない。写真は狂い咲きしたエゾイソツツジで、なぜかいまだにエゾゼミが
あちこちで鳴いている。ナキウサギの出が悪いのはこのせいばかりでない
だろうが、異常気象(猛暑)の影響を何かしら受けているようには思う。


      

車のヘリカルアンテナにとまった今回初来店の赤とんぼ。君は季節を間違って
いないよねえ??
    

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2023年拾遺集~北海道秋編⑦

2024-09-07 23:59:59 | 展覧会の絵



この子は、夏によく見かけたちびうさだと思われる

秋はあまり出てこなかったので心配していたが
無事生存確認できた













緑色の細い葉っぱがお気に入りで
繰り返し何度も食べていた







エゾイソツツジらしい若木をパクリ!

相変わらずの大食漢


【十勝岳山麓のナキウサギ 2023.09 撮影】

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