酒と旅について書くことを主眼にして始めたこのブログも、昨日まとめたように「時局」に主役を奪われている。「100年に一度の危機」では致し方あるまい。(以下、件数は2年間の通算件数)
だから「時局雑感」の中身も、政治、経済に関わる内容が45件と、全145件のうちの3割を占める。政府や官僚に対する”怒りまくり”や、アメリカ大統領選に対する”かすかな期待”など、まさに時局を表している。生活一般に関するものが37件でそれに続くが、次に多いのが「人物」に着いて書いたもので、これも政治がらみが多い。音楽14、スポーツ8件などがそれに続く。
酒のカテゴリーでは、さすがに日本酒に関するものが30件で断トツ。全113件の27%を締める。それにビール11、焼酎7、ワイン4、ラム4、チュバ(ヤシ酒)4、ジェネーヴァ3、ウィスキー3、紹興酒3、ウオトゥカ2件と続き、そのほかテキーラ、アブサン、りんご酒から”ひれ酒”や”卵酒”などにも及び、ほとんど全世界の酒に触れている。
そのほか「飲み屋(含むパブなど)」については8件書いているが、これは旅のカテゴリーの中で各国の飲み屋について書いているので、これらを加えていくともっと多彩になる。
昨日も書いたように酒と旅は多く重なっており、「酒」として選ぶものが「旅」の中にたくさんあり、逆もまたしかりである。
旅についてもついでに分類しておくと、さすがに国内の旅が19件とトップであるが、それに、ドイツ17、アメリカ10、リヨン9、ロンドン8、台湾8、オランダ・ベルギー7、コスタリカ6、などが上位を占める。
その他、「旅一般」と分類したものが14件あり、これには各国の事情が含まれ、また先述した酒や飲み屋風景なども出てくる。つまり、「酒」、「旅」という分類より、何か別のものさしを使ったほうがいいのかもしれない。
そろそろ、『旅のプラズマ』第2編『世界の酒と食』をまとめてみるか。
それにつけても、時局に振り回されない平穏な世界を望むばかりである。