やっと三月を迎えたというのに、今日は朝から雨模様…。うすら寒く小雨が降り続く。6日は24節気の啓蟄だが、虫たちは穴から這い出る準備ができているのだろうか?
庭に目を向けると紅梅が小さい花を保持し続けている。
今年の2月は厳しかったから、さぞつらかっただろうと思う。何といっても観測史上(120年)最大の雪が降り積もり、周囲に雪の塊が残り続けて10日近く続いた。小さい花房に雪が降り積もる姿は見ていても可哀そうであった。
2月14日の雪
まあ、そう心配することはないのだろう。自然を生きる生物たちは、過保護に育った人間のようにヤワではないだろう。120年ぶりの大雪をむしろ楽しみ、新たに生きる糧にしたのかもしれない。
虫たちも、啓蟄の日を今や遅した待ち構えているのだろう。