🌸田中角栄の逸話他(日本の戦後を知る)1-2
⛳日本列島改造―地方へのまなざし
☆内政面では、列島改造政策を抜きにして田中内閣は語れない
☆田中さんが「日本列島改造論」を世に問うたのは通産大臣のとき
☆内政面では、列島改造政策を抜きにして田中内閣は語れない
☆田中さんが「日本列島改造論」を世に問うたのは通産大臣のとき
*93万部という大ベストセラーになった
☆田中さんが日本列島改造論で言わんとしたこと
(日本列島を鉄とコンクリートで埋め尽くす批判もあったが)
*日本列島各地に中核となる都市を作って
*日本列島各地に中核となる都市を作って
*高速鉄道網で結べば、列島全体が均衡ある発展をとげる
*こうした地方へのまなざしが日本列島改造論となった
☆あの本を読めばプロなら容易に分かる
*鉄道をどこに引くのか、高速道路がどこの土地を通るのか
☆あの本を読めばプロなら容易に分かる
*鉄道をどこに引くのか、高速道路がどこの土地を通るのか
☆土地の買い占めが全国各地で行なわれるようになる
*土地の値段がどんどん上がっていった
☆第四次中東戦争が勃発し、石油価格が高騰
☆第四次中東戦争が勃発し、石油価格が高騰
*オイルショックが日本列島を覆います
☆あらゆるものの値段が上がる狂乱物価となる
☆こうして田中政権に対する不満が高まっていく
⛳金脈、人脈問題がトドメを
☆1974年10月、「文藝春秋」特別号が出された
☆1974年10月、「文藝春秋」特別号が出された
☆表紙には《田中角栄研究 その金脈と人脈》と刷られている
☆立花隆さんの論文とセットで、もう一本の記事が載っていた
(ルポライターの児玉隆也さんの「淋しき越山会の女王」の記事)
*角栄の秘書で「越山会」の陰の実力者、佐藤昭という女性
*角栄に寄り添って、権勢をふるっていたかをレポートしている
*児玉さんは彼女と角栄が男女関係にあるとは書いていない
*読む人が読めばすぐ分かる
☆田中さんにとってよう打撃であったのは、児玉レポート
⛳政治的に大きな問題として取り上げられたのは立花論文
☆角栄がいかに金脈を掘う起こし、いかにして資金を集めたか
☆角栄がいかに金脈を掘う起こし、いかにして資金を集めたか
*確たるデータをもとにして徹底的に調べ上げている
☆公共事業計画が公表される以前にペーパーカンパニーを作りあげる
*土地を買い占め、計画の発表で地価が跳ね上がりで売り払う
*金脈づくりのカラクリを一つ一つ暴き立てていた
☆有名なのが「信濃川河川敷」
☆有名なのが「信濃川河川敷」
*雨が降ればすぐに水浸しになるから
*恒久的な建物などは建てられない地価も二束三文
*それを田中角栄の関連会社が買い占めたあと
*建設省のプロジェクトで立派な堤防が造られる
*堤防に守られた河川敷は一等地に生まれ変わる
*堤防に守られた河川敷は一等地に生まれ変わる
☆まさに現代版の打出の小槌
⛳新聞もテレビも黙殺
☆新聞やテレビは、「文藝春秋」の記事が出ても一切報道しない
⛳新聞もテレビも黙殺
☆新聞やテレビは、「文藝春秋」の記事が出ても一切報道しない
*雑誌にスクープを抜かれて大新聞、大テレビ局の記者
*プライドが潰されたと感じたのかもしれません
☆筆者は、文春の記事を読んでビックリした
*データをもって語らせるとは、こういうことなのか
*これこそジャーナリズムのあるべき姿ではないのか
☆記事が出た翌月、日本外国特派員協会がこの問題を取り上げた
*田中さんは汗だくで、しどろもどろの受け答えしかできなかった
☆新聞もテレビもこの問題をようやく取り上げた
*「外国特派員協会で金脈問題が追及された」と
*他人の調べたものを、また別の他人の力を借りて報道する
*今から思えばきわめて卑怯なやり方
☆田中金脈問題は、日本中の人々の知るところとなる
*国会で取り上げられるまでに発展した
☆田中さんは辞意表明(就任からたった二年余り)
☆田中さんは辞意表明(就任からたった二年余り)
*絶頂期がなんと短かった
(敬称略)
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『日本戦後を知るための12名』より
田中角栄の逸話他(日本の戦後を知る)1-2
(ネットより画像引用)