🌸揺れる外交5
⛳安倍晋三財務省との暗闘語る(パート1)
☆安倍政権を倒そうとした財務省との暗闘
☆財務省との暗闘は、政権の体力を奪った
☆財務省消費税8%に引き上げても
☆財務省との暗闘は、政権の体力を奪った
☆財務省消費税8%に引き上げても
*すぐに景気は回復すると説明していた
*14年のGDPは、2四半期連続でマイナス成長
☆財務官僚は、私が増税見送りを表明する直前
*私が外遊から帰国する際の政府専用機で
*麻生副総埋兼財務相に同乗してもらって、私を説得しようとした
*機内で私が増税できないと麻生さんに説明し、納得してももらった
☆財務省は政権批判を展開
☆財務省は政権批判を展開
*私を引きずり下ろそうと画策したのです
*彼らは省益のためなら政権を倒すことも辞さない
☆財務省は、谷垣さんにも働きかけた
*谷垣さんは主張は増税派に近いけれども
*財務省の謀略には乗らなかった
*政治の不安定化を招くようなことを嫌ったのだと思う
☆二度目の増税延期を決める前
☆二度目の増税延期を決める前
*生活必需品などの税率を低くする軽減税率の導入を巡って
*財務省はまた策を弄した
☆公明党が衆院選公約で、軽減税率導入を掲げていたので
☆公明党が衆院選公約で、軽減税率導入を掲げていたので
*実現はやむを得ないと判断していたのでしょう
*財務省は軽減額をできるだけ小さくしたかった
*財務省は自民党の財政再建派の議員と組んで
*5000億円を落としどころにして決着させようとした
*財務省の手法に、菅官房長官が激怒した
*財務省の手法に、菅官房長官が激怒した
*公明党の主張をおおむね呑んで、1兆円規模に引き上げた
*この時も財務省の抵抗はすさまじかった
☆官邸内では「夏の陣」「冬の陣」と呼んで
☆官邸内では「夏の陣」「冬の陣」と呼んで
*財務省は怖い、という話をしていた
⛳安倍晋三財務省との暗闘語る(パート2)
☆参院選で二度目の増税見送りを決める
☆軽減税率導入は19年10月からになった
☆田中角栄や竹下登など歴代の首相
☆田中角栄や竹下登など歴代の首相
*旧大蔵省と良好な関係を築いて政権を運営してきた
☆首相が大蔵省を使っているのか、大蔵省に使われているのか
☆首相が大蔵省を使っているのか、大蔵省に使われているのか
*分かりにくい面もありました
☆安倍内閣は、財務省との関係では異質だった
☆小泉内閣も財務省主導の政権でした
☆小泉内閣も財務省主導の政権でした
*消費税は増税しないと公約しましたが
*歳出カットを大幅に進めることにした
☆私も、第1次内閣の時
☆私も、第1次内閣の時
*財務官僚の言うことを結構尊重していた
☆第2次内閣では
*彼らの言う通りにやる必要はないと考えるようになった
*デフレ下における増税は、政策として間違っている
*彼らは、税収の増減を気にしているだけで、実体経済を考えていない
☆財務省は常に霞が関のチャンピオンだった
☆財務省は常に霞が関のチャンピオンだった
*安倍政権では、経済産業省出身の今井政務秘書官が力を持っていた
*財務省にとっては、不愉快だったと思います
☆財務省の幹部
*参院のドンと言われた青木幹雄元参院幹事長や
*公明党の支持母体である創価学会幹部のもとを頻繁に訪れて
*安倍政権の先行きを話し合っていたようです
*内閣支持率が落ちると財務官僚は
*自分たちが主導する新政権の準備を始める
☆目先の政権維持しか興味がない政治家は愚かだ
☆財務省との暗闘7年9か月、安倍内閣の間中、続いていた
*財務省と、党の財政再建派議員がタッグを組んで
*財務省と、党の財政再建派議員がタッグを組んで
*「安倍おろし」を仕掛けることを警戒していたから
*増税先送りの判断は、必ず選挙とセットだった
*そうでなければ、倒されていたかもしれません
☆私は密かに疑っている
*森友学園の国有地売却問題
*私の足を掬うための財務省の策略の可能性がゼロではない
*財務省は当初から森友側との土地取引が深刻な問題だと分かっていた
*私の元には、土地取引の交渉記録など資料は届けられなかった
*森友問題は、 マスコミの報道で初めて知ることが多かった
⛳安倍晋三「インド太平洋戦略」を語る
☆ケニアで開かれた「アフリカ開発会議」の基調講演
*私の元には、土地取引の交渉記録など資料は届けられなかった
*森友問題は、 マスコミの報道で初めて知ることが多かった
⛳安倍晋三「インド太平洋戦略」を語る
☆ケニアで開かれた「アフリカ開発会議」の基調講演
*私は、自由で開かれたインド太平洋戦略を発表した
☆インドは、日本と歴史認識の問題を抱えていないし
*自由や民主主義といった普遍的価値を共有している
*協力を深めることができるという考えが根底にあった
☆アジア・太平洋にとどまらず
*インド・太平洋地域を意識して外交を展開した方が
*国益につながるのではないかと考えた
☆この演説が、「自由で開かれたインド太平洋」の原点
*普遍的価値という観点で見た場合、豪州とも協力できる
*普遍的価値という観点で見た場合、豪州とも協力できる
☆外交の基軸としては日米同盟がある
☆日米豪印の4か国で
☆日米豪印の4か国で
*インド・太平洋という大きな経済圏を構成している
*QUADをもう一度立て直そうと思った
☆中国が巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げ
*覇権を広げようとしているのではの懸念は拭えません
☆「自由で開かれた海」、 シーレーンを抱える中国にとっても重要
*日本としては戦略的に、普遍的価値を共有する国々と協力しつつ
*中国も排除しませんよ、という立場を取った
☆オバマ政権は後半、中国との協力に傾いていていまう
☆トランプは、外交の理念や構想に、関心が薄かったかもしれません
*大統領に近い安全保障担当の面々に、FOIPの重要性を訴えた
☆インドにとって、日本は特別な存在なのです
*日本がインドの独立運動を支援したことで
*インドは日本を尊敬してくれている
*戦後もインドが日本に好意的なのは、政府開発援助による支援で
*インドの発展を後押ししたという背景もあるからでしょう
☆モディ印首相私の構想にが理解を示してくれた
*モディは、米国と豪州の構想だったら乗らない
*日本が主導するのであれば、賛同するとの考えでした
(敬称略)
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⛳出典、『安倍晋三回顧録』
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「財務省との暗闘」「インド太平洋戦略」「FOIP」
(ネットより画像引用)