🌸金融リテランーが不自由なひとたち2
⛳ぼったくりを目的とする金融商品
☆D銀行の定期預金の条件
①年利1%の5年定期
②金融機関の判断で満期が10年に変更されることもある
*同様の性質を持つ債券を”コーラブル債”と呼ぶ
*商品の実体は「10年満期、中途解約不可」の定期預金
☆銀行側は、5年目に一方的に早期償還する権利を持っている
*魅力的な金融商品であるかのように装っている
☆5年後も現在のような低金利がつづいていれば
☆5年後も現在のような低金利がつづいていれば
*年利1%の預金は銀行にとっては損なので
*D銀行は早期償還の権利を行使して契約を強制解約する
*金利が上昇して、年利3%や5%になっていれば
*1%しか利息のつかない定期預金は銀行にとって得
*「高金利の5年定期」にお金を預けたひとは
*自分がデリバティブ取引をしているなんて夢にも思っていない
☆日本は不思議な国だ
*信用と品格を重んじるはずの大手銀行が競って
*こんな詐欺まがいの金融商品を販売している
*共通するのは、「消費者にとってなんのメリットもない」こと
*ぼったくりのみを目的に設計されているのである
⛳元本確保型ファンドのカラクリ
☆個人顧客を相手に商売する証券会社が収益を上げるためには
⛳元本確保型ファンドのカラクリ
☆個人顧客を相手に商売する証券会社が収益を上げるためには
①投資家に金融市場へのアクセスを提供するブローカー業務
➁金融商品のパッケージ販売である
☆格安手数料を売り物にするネット証券の登場で
*既存の金融機関は株式・債券などの
*売買手数料から利益を上げるのが難しくなった
☆証券会社、顧客から法外な手数料をぼったくれる
*パッケージ商品の開発に血道をあげる
☆元本確保型ファンド
①運用に失敗しても元本は返済します
➁運用に成功すればそのぶんの利益を上乗せというタイプの商品
☆例「期間5年ドル建て元本確保型」
*預かった資金の8割で5年物の割引米国債(年利約4,5%)を購入
*残りの2割を積極運用部分に回す
*運用に成功しようが失敗しようが
*5年後には8割の割引債は額面で償還される
*元本はそれで返済できる
*元本はそれで返済できる
*元本確保型ファンドの場合、信託報酬は年0.3%
*これらのファンドはどれも、運用資産全額に対して
*運用通常の株式ファンドと同等かそれ以上の信託報酬を顧客に請求する
☆金融機関がこの手の元本確保型ファンドを売りたがるのは
☆金融機関がこの手の元本確保型ファンドを売りたがるのは
*コスト意識の低い投資家がひっかかりやすく
*通常の何倍もの手数料をぼったくることができるから
⛳ヘッジファンドで大儲け
☆ヘッジファンドとは、金融技術の粋を駆使して
☆ヘッジファンドとは、金融技術の粋を駆使して
*相場が下落しても”絶対利益”を実現すると称する金融商品
☆ヘッジファンドは最低投資額100万ドル
☆ヘッジファンドは最低投資額100万ドル
*富裕な投資家向けの商品だったが、乱立状態で過当競争に陥り
*1口5万ドル程度からバラ売りするところも出てきた
☆ヘッジファンドの売り文句
*運用担当者が自らの資金を拠出していることである
*投資家と運用担当者は同じリスクを負っている話
*これってほんと?
☆筆者が経済的に合理的なファンドマネージャーだったら
☆筆者が経済的に合理的なファンドマネージャーだったら
*真っ先にやることは、自分の損を投資家に押しつけ
*投資家の利益を自己勘定に移すことだ
☆大手金融機関が運営するヘッジファンド
*ヘッジファンドは成功報酬制でプラスのパフォーマンスに
*ヘッジファンドは成功報酬制でプラスのパフォーマンスに
*通常20%の高額報酬が顧客に請求される
☆筆者がもしサラリーマンのヘッジファンドマネージャーなら
*100億円のボーナスをもらおうと考えたら
*流動性の低い中小型株を買いまくるだろう
*市場に流通する株数が少なく
*個人投資家主体の市場に、巨額の資金を運用するファンドが
*入ってくれば、たちまち株価は暴騰する
☆問題は、どの様に手じまいするかだ
*ほとんどの株は自分が持っているのだから
*売れば売るだけ値が下がってしまう
*ボーナスを返却する義務はないのだから
*ボーナスを返却する義務はないのだから
*ファンドマネージャーにとり有利な取引だ
☆運用会社も、報酬は顧客が払うのだから一銭も損しないし
*マスコミが大騒ぎしてくれれば最高の宣伝になる
*投資家は大損する可能性が高いが
*ずいぶん先のことなのでだれも覚えていない
*ヘッジファンドはじつによくできた仕組みである
*ヘッジファンドはじつによくできた仕組みである
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『新・臆病者のための株入門』
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⛳出典、『新・臆病者のための株入門』
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『コーラブル債』『元本確保型ファンド』『ヘッジファンド』
(ネットより画像引用)