🌸日銀が円安を放置する3つの理由
☆約5年ぶりの円安「1ドル=115円」の円安
☆アメリカの金利の引き上げは決まっいないが
*金利の上昇余地もまだまだ大きいと思われる
☆日銀の金利は上げられない状況なら、円安は広がる可能性ある
☆1ドル130円の時代をこの1~2年は想定した方がいいのでは?
⛳円安の背景に、日米の長期国債の利回りがある
☆日本国債10年 直近値が0.07%とほぼ0
*米国債は1.639%と高い水準になっている
☆アメリカでは、この金利を引き上げようという動きがある
*世界的な金融緩和や資源高によってインフレが進んでいる
☆金融緩和は、ほぼ間違いなくインフレを引き起こす
☆インフレが加速すると生活のコストが上がり人々の生活苦しくなる
☆アメリカの中央銀行(FRB)インフレを避けなければならない
*アメリカの金利は、今後ますます上がっていくと思われる
☆アベノミクス(約5年前)の時、日米金利差が大きく影響していた
*日本は、ゼロ金利政策を続け金融緩和した
*結果、一時は1ドル130円近くにまで円安となった
⛳金利差が円安をもたらす要因
☆日本でお金を貸したり預けたりしても金利が0.1%しかない
*アメリカの金利が2%だったら、アメリカで預けた方が利息が多い
*円を売ってドルを買うという動きが強くなる
☆買いが多い通貨の価値は上昇し、売りが多い通貨の価値は下落する
*ドル高・円安という状態になる
☆今あるお金だけではなくて、「円キャリー取引」の動きも起こる
* 日本の低い金利でお金を借りて、そのお金をアメリカで運用する
⛳円安と同時に進行する資源・原料高
☆海外にものを売る場合、円高より円安の方が利益を出しやすい
*円安は歓迎されます
☆今回に関しては一概にそうは言えない状況
*世の中で円安と同時に進んでいるのが資源高や原材料
*日本は多くのモノを輸入し、それを消費者が購入している
☆円安で輸入価格が相対的に上がり、原材料高となると
*日用品などの価格が二重苦で上がることになる
☆日銀も金利の引き上げを検討しなければならなくなる
⛳「需要不足」で、金利を上げられない日銀のジレンマ
☆ある程度安定的に物価が上がって行く時が、経済的には健全です
☆日本はしばらくの間、物価が下がるデフレが続いた
*デフレになるとまだ下がるのでと人々が消費を控える
*消費を控えると企業の収益も減り、給料も減ってしまう
*さらに需要が減るという動きになり、経済にとってよくない
☆日本は、脱却するために低金利政策で、お金をばらまいてきた
*それでも、需要不足でなかなか物価が上がらないという状況
☆デフレからそもそも脱却できていないのに
*金利なんか上げている場合じゃない状況です
☆日本の金利とインフレは、あまり直接関係が無くなっている
⛳「金融抑圧」で、金利を上げられない日銀のジレンマ
☆日本のGDPに占める国債の割合250%
☆約100兆円の歳出の内、約10兆円は国債の金利の支払い
*金利がほぼゼロという世界で10兆円の利息支払っている
☆例えば1%まで、金利にまで上がった場合
*利払い費により、国家財政が余裕が無くなってしまう
☆結果として、日銀は金利を上げられない風になっている
⛳「円安を望む輸出企業が多い」で、金利を上げられない日銀のジレンマ
☆日本には元々輸出企業が多い
☆経団連にも円安になった方がありがたい企業が多い
⛳日本、金利引き上げ必要だが、金利上げられない状況
☆アメリカとの金利の差が開くばかり
*円安・ドル高が進むというのがこれからの流れだと筆者は思う
☆この状況は当然、株式市場にも大きな影響を与える
☆日本国内で物を売るメーカー「内需型メーカー」
*円安で輸入価格が上がり、原材料の価格も上がる
*国内の需要はその原材料高を転嫁できるほど盛り上がっていない
*例えば花王や小林製薬といった国内企業は厳しい
☆海外に輸出する「外需型のメーカー」
*自動車や電気製品
*海外に輸出&海外に現地進出している企業、替差益を得られる
*トヨタの関連会社、自動車の住友電気工業など
(敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『MONEY VOICE』
1ドル130円超時代に備えよ
(『MONEY VOICE』記事より画像引用)
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