慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

幕藩体制における「天皇の権威」(1)

2021年11月26日 | 歴史
🌸幕藩体制における「天皇の権威」

江戸時代の後期に高まった「天皇の権威」
 ☆江戸時代の政治体制は、「幕藩体制」と呼ばれる
 *日本の中心には幕府が置かれ、頂点には将軍が座す
 *将軍の下には、全国各地に約三百の大名が治める藩がある
 *藩が家来を持ち、武士による国家体制であり、武士によるタテ社会
 *それこそが幕藩体制
 ☆幕藩体制を論じる中で、「天皇はどこに位置するのか」
 *幕府の頂点にいる将軍の地位を与えるのは天皇
 ☆近年台頭している考え方
 *「幕藩体制は天皇が将軍の上にいるから成立した」
 *「幕藩体制は天皇が最上部に位置することで成り立っている」

江戸時代、天皇の存在感は非常に薄かった
 ☆いるのかいないのかすらわからない状態だった
 ☆幕末の動乱期に、突然天皇は存在感を高め
 *権威であるのみならず、政治的パワーも発揮する
 ☆国の一大事で、天皇が活躍しその姿が見えるようになった
 *あの時期に天皇が活躍するのは不思議ではないとする考え方
 *近年強まっている
 ☆江戸時代の後期、尊王論を主張する学者が登場する
 *山県大弐、竹内式部など
 * 「大政奉還」の認識にも変化が起きている
 ☆「幕藩体制のトップとして天皇がいた」との考え、間違っている

江戸時代にいた二人の女性天皇
 ☆根拠のひとつは徳川家康が作った「禁中並公家諸法度」
 *朝廷はどう考えても将軍の行動に文句を言える立場にない
 *天皇が上で将軍が下という上下関係があるとは思えない
 ☆江戸時代の天皇は、重要な存在ではなかった
 ☆江戸時代にいた二人の女帝の即位経緯
 ☆明正天皇女性天皇
 *女性を天皇に即位させるのはやってはいけないこと
 *彼女の父である後水尾天皇
 *幕府のやり方に憤り、自分の娘である明正天皇を即位させた
 *幕府に対する面当て以外の何物でもない
 ☆女帝・後桜町天皇
 *しかるべき年齢の男性がいなかったため
 *上級貴族が話し合った結果
 *即位するのに適した年齢だった後桜町天皇を即位させた
 ☆女性天皇について議論が活発化している現代
 *こんなことが起こればとんでもない話になる
 *当時は、すんなり事が運び、誰も文句を言いませんでした
 ☆当時の人々は天皇が誰であつてもあまり気にしていなかった
 ☆「江戸時代にも天皇は大きな力を持っていた」考え方間違いである
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本史の論点』


幕藩体制における「天皇の権威」(1)
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1ドル130円超時代に備えよ | トップ | 中国の地政学3(中国にとっ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史」カテゴリの最新記事