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「啓蒙」「廃プラスチックの削減」「職能集団社会」

2023年11月03日 | 官僚
🌸「職能集団社会」が未来日本の民主主義を支える

⛳レジ袋有料化「啓蒙」という上から目線
 ☆「レジ袋は買うものだ」という意識はたしかに根づいた
 *廃プラスチックの削減に実際にはほとんど効果はない
 *レジ袋が廃プラスチック全体に占める割合は数%ぐらい
 ☆ レジ袋有料化による副作用
 *スーパーでの万引きが増えた
 *エコバッグを製造するほうがレジ袋よりも環境負荷が大きい
 ☆日本政府はレジ袋有料化に踏み切った理由
 *国民のライフスタイル変革を目指した「啓蒙活動」なのだ
 ☆「啓蒙」ということばの由来
 *頭の悪い人を教え導いてあげるという意味
 *メディア業界も、愚かな大衆をマスコミが指導する意識の空気強い
 ☆21世紀の日本社会は、前世紀のような愚かな大衆社会ではない
 *SNSの普及で、社会の中に散らばっている「専門知」
 *表に出てきやすくなったり、即ち「職能集団社会」になった
 ☆職能集団社会に対して「啓蒙する」というのは適切ではない
 *みんながそれぞれの職能にもとづいた知を持ち寄って
 *そこで議論ができるような場をつくっていくほうがいい
 ☆レジ袋有料化でも
 *国が「上から目線」で啓蒙するのではなく
 *国やマスコミ「廃ブラを減らす問題」を提示を行い
 *それをもとに職能集団社会が議論をしていく、方向に進んでいくのがいい

⛳対立軸が複雑化するメディア空間
 ☆21世紀のメディア空間の特徴
 *①SNSで、だれもが発言できるプラットフォームが普及した
 *➁みずからの考えをわかりやすく文章にして伝える
 「言語化スキル」が、多くの人に広まった
 *③社会が複雑になり、古くさい素朴な世界観では、把握できなくなった
 ☆大事なのは②の言語化スキル
 *メールやメッセンジャー、SNSの普及で
 *大量の文章を読み、書くというのが当たり前になった
 *一般の日本人の読み書き能力において、革命的なできごとだ
 ☆③の社会が複雑になった
 *前世紀の日本社会はわりと単純な構図だけで議論されていた
 *「大衆VSエリート」「権力VS反権力」
 *「マイノリティーVSマジョリティー」とシンプルな対立軸で
 *なんとなく社会を説明できる気がしていた
 ☆日本社会は21世紀頃から不況になり
 *誰がマジョリティ・マイノリティなのかも不透明な状況
 *政治権力も昔ほど強大ではなくなり
 *単純で古くさい対立軸だけでは社会のありようを説明できない

日本社会の良識を支える新たな「知識を持つ人々」
 ☆複雑さに対応するためには、さまざまな分野の専門知を持ち寄って
 *それらを共有しながら議論していくしかない
 *それがSNSを通じた職能集団社会の可能性である
 ☆原発事故で揺らいだ「知識人」「インテリ」と呼ばれている人たち
 *コロナ禍のこの1年でほとんど壊減的になってる
 ☆福島原発事故をきっかけに変わった事も多い
 *日本の文系知識科学や技術に対する知識驚くほど乏しく
 *ITリテテシーも低かったのだと皆に知れわっ立ってしまった
 *逆に理系の研究者や技術者などが、21世紀型の信頼される
 *「知識を持つ人たち」として表舞台に立つようになった
 ☆昔の知識人やインテリ
 *一般社会を「大衆」「民衆」などと呼んで一段下に見ていた
 ☆いまの「知識を持つ人たち」は一般社会をバカにしていない
 *彼らは社会から浮いたエリートではなく
 *自分たちも一般社会のメンバーのひとうであると自覚している
 ☆ツイッターでありがちなイデオロギー論争にのめり込みすぎて
 *「パヨクが暴れてる」「ネトウヨがうるさい」などと怒ってばかりの人
 *このような豊穣な文化がツイッターで育っていることに気づいていない

⛳細分化された職能集団の限界を埋める存在
 ☆職能集団社会にも、課題はある
 *①職能集団の専門知を皆で共有する動線が、うまくつくられていない
 *➁職能集団を基盤としたメディア全体のグランドデザインが描けていない

 ☆職能集団社会には、分野横断のバランスだけでなく
 *社会全体をどこに持っていくのかというグランドデザインも必要
 ☆新型コロナ禍で言えば、私権制限の問題
 *日本は戦前の特高警察などへの反省から
 *政府が過剰な私権制限はなるべく行ってこなかった
 *憲法に緊急事態条項を盛り込むことにも、多くの人が反対してきた
 *コロナ禍でも、欧米のような強制的な都市封鎖は行われず
 *あくまでも要請にとどまったのである
 ☆新聞やテレビでは
 *「どのぐらいまで私権制限を行っても許容されるのか」という
 *理念をめぐる議論は皆無だった
 *それどころか、感染が増えれば
 *「感染が増えてる―もっと強い制限をすべきだ」と非難し
 *感染防止の強い対策をとると今度は
 *「飲食店が壊滅的だ―・政府はなんとかしろ」と非難する
 *ただただ政府を非難しているだけで
 *「じゃあ、どうするのがベターなのか」
 *「どのような理念をもとに私権制限をするのか」ということは
 *メディアの司会者もコメンテーターもだれも言わない
 ☆パンデミック対策は退却戦のようなもの
 *その都度批判していれば「何か言った気になっている」というだけで
 *ただのお気楽な批判商売である
 *「日本社会は、どの程度の私権制限を許容するのか」という理念と
 *それに基づいてどう制度を設計するのかが、グランドデザインである
 ☆グランドデザインを設計するには
 *個別に細分化された職能集団社会だけでは不可能である
 *こここに政治とマスコミの役割があるはずだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『「神話」解体』




「啓蒙」「廃プラスチックの削減」「職能集団社会」
(ネットより画像引用)

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