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世界宗教の誕生とその同時性(3)

2022年02月04日 | 宗教
🌸世界宗教の誕生とその同時性(3)

中東一神教の三男イスラム教
 ☆宗祖ムハンマドが、神の預言者として成立した
 *イスラム信仰の柱「五行(信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼)」
 *喜捨、断食という行動に凝縮されるのは
 *神の意思に基づく自省と他者への配慮にほかならない
 ☆ムハンマドは天使ガブリエルによって神の啓示を受ける
 ☆ムハンマドは「正直者」の商人として
 *青年期に人生の意味、人類の不幸を悩みぬき
 *その視界の中から預言者としての自覚を高めた
 ☆中東一神教を根底に生まれたイスラム
 *キリスト教を否定したわけではない
 *キリストの神格性を否定し、キリストを預言者の1人とした
 ☆キリスト教は既に「神の子キリスト」を掲げていた
 *キリスト教は、欧州の宗教的権威になっていた
 *イスラムは不遜で野蛮な存在にされてしまった

仏教
 ☆インド王大陸に釈迦が生きたのも約2500年前
 ☆ゴータマ、ブッダの「我執からの解脱」を求める壮絶な生涯
 ☆仏教が、世界宗教になった基点
 *仏教の誕生・伝搬は「加上」という言葉
 *釈迦自身の仏教と日本に伝わつてきた大乗仏教は違う
 *釈迦の仏教は「究極の内省」つまり心の内側を見つめるもの
 *欲望からの解脱、煩悩からの解放を目指すものである
 *他者の救済という意識はない
 *釈迦の最後の言葉、「自燈明、法燈明」がその集約点
 ☆仏教には固定化された原理がない
 *釈迦の弟子や後進の僧侶たちによって
 *多様な解釈と思索が加えられ進化した、それが「加上」である
 ☆大乗仏教は「加上」で「衆生救済」の宗教として世界宗教になった
 *ユーラシア大陸に共鳴の輪を広げた
 ☆「観音力」「聞光力」の仏教語
 *音は聞くものであり、光は観るものである
 *「音を観る」「光を聞く」というのは不可解である
 *隅々まで漏らすことなく衆生を救う力を表現している
 *仏教の「慈悲」を感じる
 *それが、日本仏教にパラダイム転換をもたらした

親鸞の仏教
 ☆「善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」
 *絶対平等主義に立つ救済論の登場
 *キリスト者内村鑑三をして「我が友、親鸞」といわしめるほど
 ☆仏教を、キリストの「愛」に近接せしめた

儒教
 ☆原点に立つ孔子も、約2500年前の人
 ☆孔子の言行録『論語』
 ☆諸国を歴遊して生き抜いた孔子の思想が凝縮されている
 *其れ恕か、己の欲せざる所人に施すこと勿(なかれ)れ
 *「恕(じょ)」とは心を拓いて「ゆるす」こと
 *他者に配慮する「徳」を意味する

2500年前の人類に現れ出た知の動き
 ☆後に世界宗教となって世界に浸透する宗教
 *「人間の内なる価値への共鳴」
 ☆他者への配慮、「愛」「慈悲」「恕」にある
 ☆社会的動物として生きる人間として意志の変化と言える
                      (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『人間と宗教』








世界宗教の誕生とその同時性(3)
(ネットより画像引用)

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