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戦後日本人の宗教再考2(宗教=耐久力)最終回

2022年04月15日 | 宗教
🌸戦後日本人の宗教再考2(宗教=耐久力)最終回

令和という時代を生きる日本人の心の耐久力
 ☆日本人の精神性にとり新たな衝撃、心の耐久力という問題
 ☆生命の危機という事態に直面した時
 *人間の心は不安と恐怖に揺らぐ
 *それを冷静に制御する心の耐久力・回復力がレジリエンス(宗教)
 *その虚弱性が一気に浮上してきた
  ☆10代から30代までの若者の自殺者は約6千人
 *この世代の死因のダントツの1位
 ☆自死にはそれぞれ複雑な事情があり、単純には議論できない
 *生き抜くための心の耐久力に問題があることも事実だ
 ☆医療現場の臨床医の話
 *宗教心の無い人間が末期医療を迎えるとパニックになる人が多い
 ☆宗教心が無いということは死生観が無いこと
 *自分を制御する魂の基軸が無い

医療現場に臨床宗教師が必要な時代になった
 ☆心の耐久力において宗教の持つ意味は重い
 ☆他者の苦痛への共鳴(利他愛)を培う宗教心
 *自分自身の生きる力に転換するか
 ☆宗教は「RELIGION」の訳語
 *原義は「再解釈と再統合」と言う意味
 *「連帯的体系」「結合」の概念が
 *民族や地域を束ねる共同幻想として
 *宗教という視界を示している
 ☆「宗教とは再解釈と再統合を原義とする」ことに通じる
 *人類にとり「再解釈と再統合」が世界宗教を形成してきた

無宗教者の宗教性
 ☆特定の宗教・宗派を信心せずとも
 *神や仏の気配を感じること
 *何か大きな意思が自分をみつめているという意識
 *人間が生きる上で重要である
 ☆現代を生きる大方の日本人の魂の基軸
 *1神教の信者のごとく「絶対神」に帰依せず「宗教性は希薄」だ
 *潜在意識では緩やかな「神仏儒」を習合させた価値を抱えている
 ☆故郷の自然と同化した氏神様への崇敬ともいうべき神社神道、
 ☆伝来した仏教の上に日本独自の創造的仏教を拓いた
 (空海、親鸞、日蓮などの仏教的思潮)
 ☆論語などの素読により染み込んだ儒教的規範性
 *日本人の精神性の深層底流を形成している

令和は、宗教の真価が問われる時代
 ☆日本人は「連帯」「絆」「結束」に心惹かれ始めている
 *中国の台頭という外部環境変化の中で
 *「中国の脅威」を打ち消すかのごとく
 *「からごころからやまとごころへ」のナショナリズムが高まり始める
 ☆時代の空気を背景に
 *宗教性が希薄な日本の問隙を衝くように
 *国家神道を掲げた戦前期日本への回帰を志向する勢力
 *天皇親政の神道国家を再興しようとしている
 ☆私は日本人のしなやかな宗教性が試されている
 *戦後民主主義を護ること
 *宗教を政治化させないことは相関している
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『人間と宗教』




戦後日本人の宗教再考2(宗教=耐久力)最終回
(ネットより画像引用)

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