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『聖と俗の世界』『モスク』『ムハマンドの画像』『列聖』『外敵の侵入』

2024年07月29日 | 宗教
🌸イスラム教

「イスラム教聖職者」は存在しない
 ☆イスラム教がキリスト教と異なるのは、聖と俗についての考え方
 ☆キリスト教では聖なる世界と俗なる世界とは根本的に区別される
 *出家した人間が聖職者になる
 ☆イスラム教では聖と俗の世界は分離されていない
 *イスラム教はユダヤ教に近い
 ☆イスラム教聖職者と呼ばれている人たち
 *信仰上の指導者であり、宗教的な事柄を実践する点では
 *聖者であるとも言えるが、世俗の世界を離れた出家者ではない
 *妻帯し家庭ももうけており、あくまで俗人
 ☆ウラマーは、「イスラム法学者」とも訳される
 *現状においてシャリーアをどう適用するか
 *その判断がこのイスラム法学者に任される
 ☆イスラム教の礼拝所「モスク」
 *ユダヤ教「シナゴーグ」キリスト教「教会」の礼拝場がある
 *イスラム教のモスクはシナゴーグに近い
 ☆ヨーロッパのカトリックの教会
 *聖人の聖遺物が祀られ、それは神聖なものと考えられている
 *礼拝の対象のキリスト像やマリア像の場合も神聖視されている
 ☆モスクには、神聖なものはいっさい存在していない
 *ムスリムが日々の礼拝を行う際に目処とする
 *メッカの方角「キブラ」を示す「ミフラーブ」という窪みだけ
 *モスクに聖なるものがないように、メッカにも実は神聖なものはない
 *メッカを「聖地」と呼んでいいのかは問題である

⛳顔が描けないムハンマド
 ☆イスラム教においては偶像崇拝の禁止が徹底されている
 *モーセの十戒で、唯一絶対の神だけを信仰することとともに
 *偶像を作ることが戒められていた
 ☆ユダヤ教ではこの偶像崇拝の禁止は厳格に守られてきた
 *キリスト教は、禁止は緩和され多くの聖像が作られていった
 *十字架、キリスト像やマリア像は偶像で、偶像崇拝にあたる
 ☆イスラム教ではユダヤ教
 *偶像崇拝の禁止は徹底されている
 *アッラーの像が作られることはないし
 *預言者ムハンマドについても像が作られることはない
 *ムハンマドの姿を絵に描く場合でも
 *顔の部分は空白の丸で表現され、目鼻は一切つけられない
 ☆モスクを装飾する場合も、美しい色のタイルが用いられるが
 *模様はあくまで抽象的なもので、人物や物が描かれることはない
 *タイル以外にモスクの壁を飾るのは、アラビア語の文字だけである
 *聖人を葬った墓が「廟」としてムスリムの信仰を集めてきた
 ☆キリスト教のカトリックでは、聖人として認められるには
 *ローマ教会に「列聖」される必要がある
 *イスラム教にはそうした制度はない
 *カトリックのバチカンにあたるような中央集権的な組織ない
 ☆イスラム教においては、教団組織はそれほど発達していない
 *イスラム教の神道との共通性この点でも似ている
 ☆仏教の寺院には檀家が所属し
 *その点でキリスト教の教会と近い

2つの一神教が起こした「文明の衝突」
 ☆イスラム帝国が支配した地域
 *エジプトやペルシア、ギリシアなど古代の文明が栄えた地域
 *そうした文明の遺産を取り込むことが可能だった
 *この時代のイスラム教文明は、先行するキリスト教文明を
 *質の面ではるかに凌駕していた
 ☆イスラム教文明は、外敵の侵入でその存立を脅かされる
 ①十字軍の襲来 ➁モンゴル軍による来襲
 *ペルシアを征服したモンゴル軍はバグダードに押し寄せ
 *長期にわたって続いたアッバース朝はついに崩壊する
 ☆近代に入るとイスラム教の王朝や帝国は崩壊
 *欧米列強による植民地支配の対象となった
 *イスラム教文明は、キリスト教文明より劣勢な立場に立たされる
 ☆イスラム教文明が広がった地域
 *現代のエネルギー革命の主役となった石油の産出国が多く
 *アラブの国家を中心にしだいにイスラム教を信奉する諸国
 *世界に対する発言力を増していく
 ☆「イスラム革命」の影響は大きく
 *イスラム教という宗教の存在価値を世界に向かって
 *一挙にアピールすることにつながった
 ☆イスラム革命を主導したホメイニー
 *イスラム法学者による統治の考え方を打ち出し
 *シャリーアに則った政治支配の実現をめざしたのである
 ☆グローバル化の進展でヨーロツパ諸国に数
 *多くのイスラム教徒が労働力として移民してきた
 ☆第2次世界大戦後にユダヤ人の国家イスラエルが誕生し
 *パレスチナ人を抑圧するとともに周囲のイスラム教の諸国と
 *対立関係に陥った
 ☆注目されるのが、「イスラム金融」の発展
 *シャリーアで禁じられた酒類や豚肉に関係する企業への融資
 *デリヴァティブなどへの投資を避けようとするところに特徴がある
 *節度のある金融のシステムとしても注目されている
 *投資がシャリーアにかなっているかどうかを判断するのは
 *イスラム法学者の役割
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界の宗教がざっくりわかる』





『聖と俗の世界』『モスク』『ムハマンドの画像』『列聖』『外敵の侵入』
(ネットより画像引用)

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