第一次世界大戦８－１（帝国主義と世界大戦の時代）

🌸第一次世界大戦８－１（帝国主義と世界大戦の時代）

 

　☆世界に挑戦状を叩きつけたドイツの“青年"皇帝

⛳「守り」に徹していたビスマルク
　☆アメリカ以外に「遅れてやってきた国」ドイツ
　＊ドイツはプロイセン＝フランス戦争後
　＊ビスマルクにより「守り」の国家戦略をとる

　☆プロイセンス戦争の復讐をしたいフランスを

　＊各国との同盟関係で孤立化させようとした

　☆ドイツ、各国の代表を集め「ベルリン会議」を何度も開く

　＊各国の利害を調整する「調整役」として活躍
　☆ドイツ帝国を「守る」ことを第一に考える戦略をとる

　＊植民地の拡大は、他の列強に比べると活発ではなかった

⛳青年皇帝が，老いたビスマルクを否定
　☆皇帝ヴィルヘルム２世の即位によって状況が変わる

　＊若い皇帝にとり、ビスマルクの守りの政策は“年寄りさく”感じた

　☆ヴィルヘルム２世はビスマルクを引退させて親政を開始

　☆「世界政策」を唱えて植民地獲得競争に乗り出しを宣言する

　☆「守り」から「攻め」に転じたドイツ

　＊世界中の国を敵に回し、第一次世界大戦のきっかけをつくる

⛳第一次世界大戦世界大戦の構図
　☆ドイツのヴィルヘルム２世が「世界政策」を唱える

　＊ドイツ、関係が悪かったフランスの植民地を横取りにかかる

　＊モロッコを手放すようにフランスに挑戦状を叩きつけた

　☆ドイツ、アジアヘの進出路を求め３Ｂ政策の展開を企てる

　＊ドイツ民族のオーストリアの同盟関係を利用する

　＊オスマン帝国から獲得した鉄道敷設権を利用する

　＊ベルリン→バルカン半島通過し西アジアのバグダードを結ぶ鉄道

　☆この出来事は、イギリスとロシアを刺激する
　＊バグダード鉄道が完成すると

　＊輸送能力の高い鉄道でドイッの製品をアジアにごっそり運びこめる

　＊兵隊もアジアに送り込める
　☆ドイツの３Ｂ政策は、イギリスの３Ｃ政策に対抗した政策
　＊ドイツとイギリスの対立が深まっていく

　＊バクダード鉄道建設は、ロシアも敵に回す

　（鉄道建設は、ロシアの南下政策をブロックする）
　☆ロシア・イギリス・フランスも、各々の思惑で接近する
　＊ドイツを「挟み撃ちにできる」地の利があつたことから

　（露仏同盟が結ばれる）
　＊フランスとイギリスは、英仏協商が結ばれていた

　（モロッコ事件では、イギリスがフランスを支援する）

　☆ロシアは日露戦争で疲弊していた

　＊イギリス・ロシアも圧倒的国としての力が陰りを見せていた

　＊ドイツにバクダード鉄道敷かせるぐらいならと

　＊イギリスは、ロシアの南下政策を認める、英露協商を結ぶ
　☆ビスマルク体制以来のドイツ・オーストリア・イタリアの三国同盟

　☆イギリス・フランス・ロシアの三国協商が成立

　＊「英仏協商、英露協商・露仏同盟」を足し合わせた三国協商

　☆第一次世界大戦の舞台が整う

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、「世界史の教科書」

 

 第一次世界大戦８－１（帝国主義と世界大戦の時代）

（「世界史の教科書」記事より画像引用）