タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

神戸市の森林植物園

2008年08月28日 | バードウォッチング
とにかく六甲山という所に初めて行ったのです

 宝塚在住の鳥友に案内して頂いて、生まれて初めて六甲山と名がつく山を歩きました。六甲山は神戸市の北側に東西50kmにわたり尾根を連ねている山ですから、生まれて初めて行くタカ長はコース設定など出来ません。そこで宝塚の鳥友におんぶに抱っこの探鳥となったのです。

 

 それにしてもこの植物公園、緑が深いところですね。新幹線の新神戸駅から歩いて行ける距離ですが、そこは大都会とはまったく違う緑の世界でした。シーズン中に行けば野鳥もいろいろ見られそうです。



 今回は新幹線の新神戸駅からタクシーで正門まで行き、そこから植物園をゆっくり東門まで歩き、トエンテェイクロスと言われる沢沿いの道を下がり、布引の滝を見て新神戸の駅に帰るコースでした。



 植物園内の長谷池です。このあたりも深山の雰囲気があります。



 その長谷池を過ぎて野鳥の森を歩いていると、私の前を歩いていた友だちのすぐ前にキビタキが落ちてきました。本当に「落ちてきた」と言いたいような出現、すぐに「キビタキ、キビタキ」と伝えたのですが、彼もまさか自分の足元のすぐ先にキビタキがいるとは思わなかったのでしょう、最短距離のキビタキは見逃したようです。

 しかし、そのキビタキは私たちがいつも見る距離に飛んでいってくれ、しかもゆっくりと梢に止まってくれたので、全員ゆっくりと観察することが出来ました。

 その日の鳥はそのキビタキだけ、と言っても良いような山歩きでしたが、初めての六甲山で深い緑の中を歩けたのですから、それだけで十分満足出来ました。