タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の裏山~6月15日

2011年06月15日 | 山歩きから
ツルアリドオシの花盛り

 明日、明後日の天気予報が良くありません。そのため、、、、、昨夜仲間から、、、、

 「明日山に行きませんか?」と言うお誘いの電話が入りました。電話はなくても独りでも歩こうとしていたので、もちろん快諾です。

         

 中国自然歩道を歩いて、目的地はサンコウチョウの居るところです。

 結論的に言うと、、、、

 最終目的地まで何箇所かで聞いていたサンコウチョウの声は、今日はまったく聞こえませんでした。しかし、最後の最後、最終目的地ではすぐ近くまでやって来て鳴いてくれました。しかし、タカ長はこえだけ、その姿を見ることは出来ませんでした。相棒は杉林の中を飛ぶサンコウチョウを一瞬見たようです。

 今日のサンコウチョウは美声の持ち主でした。声量もあり、、、、人間で言えばアルトになるのかなぁ、少なくともソプラノではありませんが、その声は音大を出た専門家の声のように聞こえました。これまであまり意識したことはないのですが、サンコウチョウにも個体差があるのでしょうか?それとも気象条件その他の事情で声がよく響いて、きれいに聞こえたのでしょうか?

 鳥の声を録音する趣味を持っていれば、今日の声は最高だったと思います。

 自然歩道には何もないように見えますが、、、、

         

 いたるところでツルアリドウシの花が咲いていました。いまが花盛りの状態ですが、何しろ小さな花なのでいくら咲いても山の斜面が白くなるようなことはありません。注意していないと、、、、、あるいは関心がないと気がつかないまま通り過ぎることになります。

         

 もともとタカ長がこのような小さな花を知っているわけがありません。

 それもこれも仲間に教えてもらったものです。仲間には山の植物に詳しい人が何人かいるので、彼らと山を歩いていると「門前の小僧」式に少しは花の名前を覚えることが出来るのです。

 そのようにして覚えた数少ない花は名前を紹介できますが、あまり自信のないものは名前を明記しないで、花の姿だけ紹介するようにしています。

 これもまた仲間からのいれ知恵です。