タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

タカをめぐる話題あれこれ

2011年08月18日 | タカの渡り
渡りのシーズンが近づくと、、、、

 盆休みが過ぎました。あと一月もしないうちにハチクマがタカ長観察地にやって来ます。

 このシーズンになると山の話題ばかりでなくタカの話もタカ長のまわりにやってきます。そのような話題です。

情報交換会のこと

 タカの仲間から無理やり(?)肩を押されて今年もタカの話をする場を設定しています。

 そのときに話をしてくれる仲間から韓国プサンで撮った写真を送るように頼まれました。その写真を紹介します。

       

 2009年5月にプサン市影島区の太宗台展望所で撮った写真です。目の前に見える小さな島は「やかん島」とも言われています。プサンでの観察地のすぐ前にある島で、関係者には忘れられない風景です。

 しかし、この写真はその島を撮ったのではありません。その奥に細長く見える島を撮ったのです。あれが長崎県の対馬です。

 この日は曇りでしたが対馬の全景を見ることが出来ました。何度もプサンに行っていますが対馬の全景を見たのはこのときだけです。空気がもやっていたりで案外見えないのです。

       

 今年5月の撮影です。

 そのやかん島を通って対馬方向へ渡っていくハチクマが見えるでしょうか?

 太宗台展望所で観察していても、多くの場合ハチクマは空たかく対馬方向へ飛び出して行くので、このやかん島や海面と一緒にハチクマを撮るチャンスは少ないのです。その面では今年は良いチャンスに恵まれたと言えそうです。

       

 このときは何故かハチクマの群れが最初から海面低く飛び出して行きました。そのためこのような写真を撮ることができました。

 写真を撮るためだけの目的で待っていたらもっと素晴らしい写真が撮れたはずですが、タカ長にとっては写真はサブなのです。カウントすることが一番ですから写真的には何度も良いチャンスを逃していることになります。

       

 この観察地にいると渡りを途中でやめて引き返してくるタカを見ることがあります。

 1羽でも多く観察したいタカ長たちにとっては嬉しくない光景ですが、、、、、、見つけた以上は記録しなければなりません。

       

 引き返してくるタカは低く入ってくることが多いので写真的には面白そうですね。タカの背面を撮るチャンスなどあまりないはずです。

 タカ長の仲間が観察地の風景やこのような写真を使ってプレゼンテーションしてくれる予定です。乞ご期待、ですね。

 この情報交換会に興味のある方はご連絡下さい。ときは8月28日の日曜日、場所はタカ長団地の集会所、昼食は広島名物のお好み焼きを出前してもらう予定です。

マレーシアの仲間から、、、

 マレーシアの鳥友、Lim Kim Chye (キム・チャイ)さんからメールでレポートが送られてきました。

       

 2010年秋のタイピンでの記録です。タカ長はまだ彼の家を訪ねたことはないのですが、聞くところによると彼の家から渡りが観察できるそうです。と言うことは右下の写真は彼の自宅で観察しているところかも分かりませんね。とすれば右の人は彼の奥様?レポートに名前のあるLim Swee Yian さんは彼の奥様ですから、、、、。

 そのキム・チャイご夫妻が今年の12月に来日されます。訪問地は京都・奈良・広島・出水・鹿児島の予定です。

 広島ではタカ長が案内役です。昼間は広島市内や宮島を観光し、夜はマレーシアの鳥の話を聞くつもりです。それは良いのですが、、、、、、問題は言葉です。タカ長は英語が出来ないことは分かっているのですが、頼まれれば嫌とは言えず案内役を買って出ています。能天気なのですね。

 それまでにこのレポートを初め彼の書いた何本かのレポートを読んでおかないと、、、、、、

 でないと話がかみ合わないのではないでしょうか?

 涼しくなれば山やタカのことで忙しくなりそうなタカ長です。