陸軍の標識
今日の広島。午後には雨が降り出しました。気温が上がらないのは有難いのですが、しかし、それにしてもハッキリしない天気が続きます。明日は山予定ですが、天気が気になります。
その雨の前に裏山を歩いてきました。最低週2~3回の山歩きはしたいと思っていますが、このところ天気が悪くて歩けないでいました。
今日の裏山は墨絵のようでした。このような風景も悪くないですね。
この時期は出来るだけ簡単に稜線まで登ることを考えます。となるとコースは椿尾根です。
その尾根に出てから国体コースを登ると、牛池の上にあるピークに立つことが出来ます。そこにあるのが、、、、、、
この標柱。昭和15年に立てられたようですから、太平洋戦争直前になります。
ここに書かれている「陸軍輸送港域、、、」と言うのがどのような意味なのかタカ長には分かりませんが、広島からここを目視して何かの目印にしていたのでしょうか?そのあたりの事情はまったく分からないのですが、ここから広い範囲の展望が得られることだけは容易に理解できます。
裏山には他にも「陸軍」と言う字が読める石の標柱がありますが、そこもまた展望の良いところです。
いまも広島湾が見下ろせるほど展望が良いとしたら、ここは間違いなくハチクマの渡り観察の最適地になります。仮に360度の展望があれば春と秋、年に2回タカの渡りを楽しむことが出来ます。
そのハチクマを見るために地元以外からもファンが訪れることは間違いなしです。ハチクマに関して言えば全国的に見ても有数の観察地になることは間違いないのです。
しかし、いまはこのように杉や檜が植えられてまったく展望がききません。私たちタカを見るものにとってはとても残念なことなのです。
どなたかお金持ちがいて、タカのファンのためにこの山を買い、この山頂部だけ木を伐って小さくても良いから展望台を造ってくれないかなぁ、と夢みたいなことを考えているタカ長です。
いや、タカ長だけでなく、タカ長観察地に来る多くのホークウォッチャーが願っていることなのです。
どこかにカネの使い道に困っているお金も違いないかなぁ、、、、、、。