タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

韓国から~5月17日

2012年05月17日 | 韓国情報
ドラマのない一日でした

深夜、未明まで雨。そのため出発を遅らせて、小さな雨が降る中をホテルを出ました。すぐに空は明るくなり、、、、、

観察地に行くバスの中からハチクマを見ました。方向からするとジャンサンからボンレサンに向けて渡っています。2羽、2羽そして1羽。バスの中から渡りを見たのは初めての経験です。

出発が遅すぎたかとチョッと後悔しましたが、、、、、、観察地に着いてみると霧。つまり早く着いたとしても霧で何も見えなかったと言うことです。

しばらくして現れたハチクマは、、、、、

        

最初から高いものばかりで、写真的には絵にならないものばかりでした。

        

こんなことがあるのは良いのですが、、、、

今年の渡り観察は一度もドラマらしいドラマがなくて、何となくこのまま最終日を迎えることになりそう????

        

ミサゴです。海上へ出るまでは観察地の上空をふらふら飛んでいましたが、海上に出たあとは迷うことなく対馬の北端方向へ向けて渡っていきました。丁度ヒマな時間だったので長時間追ったのですが、、、10倍の双眼鏡で厳しくなるまで、本当に迷うことなく飛んでゆきました。

残された時間が無くなってきました。そろそろ帰国のことを考えなくてはなりません。荷物をどのようにして持って帰るか、洗濯をする必要があるかどうか、、、、、あれこれ考えています。

明日一日はパソコンを使うつもりですが、、、、そのあとは店じまいになります。次に更新するのは帰国してから、、、、。しばらくのご無沙汰になるはずです。それまであと二日の観察、、、、、逆転の満塁ホームランを期待していますが、この状況ではあまり大きな期待はできないような気がしてきました。


韓国から~先生の日

2012年05月17日 | 韓国情報
天気が悪くなりました。出発を遅らせています。

昨夜は韓国の鳥友と一緒に夕食をとりました。カメラも持っていったのですが、タカの話に夢中になって食事の写真を撮るのを忘れていました。そのためこの写真は12日に同じ店で撮ったものです。昨夜はもう少し豪華(?)にしました。タカ長たちの気持ちとしては鳥友のお祝いのつもりですから、、、、。

前回あった彼はプサンの絡東河(ナクトンガン)河口エコセンターで働いていました。その後勉強して博士になり、いまは仁川(インチョン)の環境部(日本で言う環境省)で働いています。そのキャリアー・アップのおいわいのつもりなのです。

         

余談が長くなりましたが、、、、韓国には「先生の日」と言うのがあります。恩師を訪ねる日、と言うことのようです。

彼はコジェドで鳥の調査をしていたので(鳥の調査は彼の仕事です)15日に恩師を訪ねることができなかったの17日に行く、と言っていました。韓国語で先生のことを「ソンセンニムン」と言います。そのまま漢字表記をすると「先生様」と言うことになります。

日本の状況を考えるとあれこれ言いたいことは多いのですが、、、、、タカ長の専門ではないのでこれ以上のコメントはしないことにします。しかし、外から見ていて感じるのは、先生の指導力と言うか、力と言うか、そのようなものがいまの日本より大きいように見えます。
チョッと考えても良いテーマですね。

        

18日は一緒に観察してくれることになりました。3名で観察して、、、、良いことがあるよう願っています。