タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

冬の陽だまりハイク~古鷹山

2014年02月12日 | 山歩きから
ハッキリしない天気が続いています。昨日行った陽だまりハイクも、陽だまりとは言いがたいような天気でした。

昨日行ったのは広島市の南にある江田島市の古鷹山です。その場所はこちらを見ていただいても良いのですが、タカ長が取った旅レコの軌跡を紹介します。

   

   

これで場所はお分かりですね。タカ長たちの裏山はこの画像の左上になります。

   

2月11日は祝日、そのため市内に入るのが楽なのでこの日に設定したわけです。

広島市の交通環境は良くないのですが、休日は7時に出発しても渋滞知らずで広島港に行くことが出来るのです。そこからフェリーで江田島の切串港に向かい、そこでタカ長たちの古い友だちと合流して歩き始めました。

   

山行きの細かい設定は相棒に頼んだのですが、彼のこだわりは全山を縦走することで、ソロプチミストの森まで舗装道を歩き、そこからオオシマザクラのある尾根を古鷹山に向かいました。道のそばには残雪もありました。

タカ長のこだわりは光る海です。

 

   

朝のうちはこのように光る海も見られたのですが、時間の経過とともに雲が多くなり、昼頃には「光る海」とは言いがたいような状態になりました。

ここに見えている船は自衛隊の艦船です。このような艦船を見ることが出来るのは、かつて軍港として栄えた呉市のそばの山だからと言えます。

   

昨日歩いたコースではこの風景を背にして登ることになります。チョッともったいないような気もするので、次に来るときはこの風景を見ながら下りるようなコースどりにしたいと相棒とはなしました。

それともうひとつ、次に来るときはオオシマザクラやゲンカイツツジが咲く頃に、、、、、、と言うのがタカ長と相棒の共通した認識です。

   

古鷹山の山頂です。小さな岩場があり、その上に立つと最高の展望を楽しむことが出来ます。雪をいただいた県北の山まで見ることが出来ます。そして眼下には、、、、、

   

江田島と言えばここ、旧海軍兵学校である第1術科学校を見ることが出来ます。

タカ長たちも古鷹山には何度か登ったことがあるのですが、下山したあと幹部候補生学校を見学したこともあります。広島の市街地からは離れているので、アクセスとしては簡単だとは言えないでしょうが、しかし、時間のとれる人にはぜひ勧めたいところです。簡単な手続きをすれば誰でも見学できます。

古鷹山はいまも昔も、ここで学ぶ学生たちの身体訓練の場にもなっています。

               

昨日は寒すぎました。暖かい冬の陽だまりをもとめ、瀬戸内の島に浮かぶ島に行ったのですが、その願いは見事裏切られて、、

山道にはこのような雪が何ヵ所もありました。その雪が昼になってもゆるまなくて、緊張させられることもありました。瀬戸内の島の低山で雪を見ることは少ないはずですが、昨日は違いましたね。

   

こころの準備も出来ていなかったので余計に寒く感じたのかも分かりませんが、このような山行きをすると次は花の季節に来たくなります。

雪国の人には雪とも言えないような、この程度の少ない雪ですが、このあたりでは珍しい雪と言っても良いのですよ。

   

これが断面図。細かのアップダウンがあり、この記録で見るとそのトータルは1000mくらいになっています。1000m登って1000m下りる山歩きですから多少は疲れても仕方ありませんが、21500歩の歩数以上に疲れを感じたのは寒さゆえだと思っています。

これを見ると最初下がったようになっていますが、そのようなことはありません。ゼロメートルからの出発です。

旅レコのスイッチをフェリーの上で入れたのが悪かったのでしょう。