タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

卒業茶会へ

2014年02月22日 | 日々雑感
   

タカ長の町にも大学があります。その大学に久しぶりに行きました。

その大学は広島工業大学と言います。

この写真はその一部ですが、久しぶりに行ってみるとむかしの面影などまったくなくて、、、、、本当になくて、初めて行った気がしました。

   

行った目的はこれです。茶道部の卒業茶会です。

私たちの山グループにはこの大学の先生、と言ってもいまは定年退職されていますが、その仲間が茶道部の顧問をされている関係で案内を頂き、タカカノたち山の仲間と言ったわけです。

私たちのメンバーにはこのように大学の先生もいれば、大手ゼネコンのOBもいます。中にはタカ長のように、ゴミみたいな会社のOBもいますが、皆さん立派な方ばかりで、なかなかレベルの高いグループなのです。と、誰も言ってくれないので、タカ長が勝手に考えているのです。

   

正門を入るとすぐ先に池があり、そのそばに茶室がありました。

このあたりのことはまったく記憶にありませんが、、、、、、むかしはこのようなものはまったくなかったような、、、、、。

タカ長の記憶によれば、この近くに野球場があり、その球場開きに早慶戦が行われ、その試合で、後に中日ドラゴンスで活躍した谷沢選手がホームランを打ち、、、、、

と言うような、前世紀の、それもかなり前の記憶しかないのですから話になりません。

   

   

茶室に向けて歩いていくと、、、、、

   

正装した学生に迎えられました。この学生たちは4年生、彼らが中心の茶会ですが、茶道部には男子が30名、女子が20名いるそうで、その50名がひとつになってこの茶会を行っているのは言うまでもないことです。

   

その茶会の様子を1枚だけ撮らせてもらいました。

彼らが習っているのは上田宗箇流のお茶です。かつて、、、、といっても大昔、半世紀以上も前のことですが、いまで言う公民館の教室で、タカ長も同じ流派のお茶を習ったことがあります。

と言いたいのですが、本当はそこへ行くと若い娘さんたちがやってくるので、と言うような不純な動機で行っていただけですが、その教室で今日のような茶会も、お世話する側で体験したことがあります。

そのため学生たちの気持ちが多少は分かります。見たところ、今日の学生たちはピンピンに緊張していました。それも当然ですが、それはそれで一生記憶に残る体験をしているのです。そしてこの体験は間違いなく彼らのこれからの人生に役立つのです。

今日と言う日が終わるとドカッと疲れが出るはずですが、それもまた良い体験です。聞くところによると、まもなく卒業する学生たちの就職は全員内定しているそうです。

それぞれの会社で活躍してほしいと、素直に願いながら茶室をあとにしました。