
昨日の藤十郎登山、有意義な下見でした。
気になっていたクマザサも昨日ボランティアの手で切り払われて椅子はずですから、5月22日の本番の日は快適な山歩きが楽しめるはずです。
昨日の軌跡を見ながら、気になったところをズームインしてみました。
画像の右端に軌跡が下に行くところで、少しだけ直進しているところがあります。道を迷ってひき返したわけではありません。
藤十郎を経て十方山に行くルートを離れて直進する明瞭な道があったので、それを少しだけ軌跡に残したかったのです。
帰宅してからそのルートについて調べました。
まず最初に昨日紹介した「西中国山地」を開いてみましたが満足のいく答えを得ることが出来ませんでした。
ネットで調べていたらはやぶさ64さんの中国山地の、たまに山と渓に出遭いました。
このサイトを拝見してタカ長の疑問が解けました。
あの道を直進したら障子ダキの対岸までは行けそうです。道の状況によってはもう少し先まで行けるかも分かりません。

そのサイトで紹介されていた障子ダキの写真を借用させて頂きました。
上記の地図で等高線が混んで色が濃くなっているところがその障子ダキのあるところです。
これだけのことがわかると、秋の紅葉のころ行きたくなりました。

私たちはもちろん正規のルートを登りました。
分岐点で左折しなだらかな道を直登します。


新緑の森の中を登って行きます。足にやさしい道です。
それにしては静か、、、、夏鳥の声が聞こえなかったが不思議でした。

ガイドブックにも紹介されている大岩を過ぎて、、、、もうひと頑張りすると藤十郎。森の中のピークで展望はありません。
今日の話題はその先です。


その先は高原歩きの雰囲気、とてもなだらかな地形です。
最初の画像を見て分かるように、地形がきびしいのは障子ダキのまわりだけです。その他のところは等高線もなだらかです。
そのなだらかなところを1073mピークの方向に歩き、南下してゆけばこの画像のあたりで正規のルートに出合えるはずです。
登山を志すものとしてはトライしてみたい山歩きですが、、、、、タカ長独りで行くことも出来ないし、、、、
そのような登山に付き合ってくれる人がいるかどうか分かりません。そして、、、何より大事なことですが、、、、
このあたり西中国山地はクマの生息域なのです。正規のルートを歩いていれば問題ないとは思いますが、それでも昨日は所々で笛を吹きながら歩きました。
地形がなだらかだといって、そのような道なき道をゴソゴソ歩いていれば、、、、本当にクマと遭遇するかも分かりません。
というようなことを考えると、、、、紅葉の時期に行ってもそこまで深入りすることは難しいようですね。


これは帰りの画像です。
このような地形ですからコースを外れて森を歩くことは簡単なのですが、、、、
諸々のことを考えると、、、、、健康登山を志す者としては深入りしないほうが良いのでしょう。
それはそれとして、、、、一枚の地図を見ながらそのようなことをあれこれ考えるのも登山の楽しみなのです。

これはおまけです。
昨日はイワカガミとチゴユリの花を紹介しましたが、これはトケンラン、、、、だと思うのですが、いかがでしょうか?
昨日は風があり思い通り撮れませんでしたが、何となくそれらしく写っていませんか?
登山口に近いところで1株だけ見つけました。
タカ長にはマイズルソウだと思われる、咲き始めの白い花もありました。
植物に詳しい人と歩けばこのコースはより一層面白そうです。