タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

急登の山

2018年05月20日 | 山歩きから
     

今日もいつもの三羽烏で砥石郷山に登りました。

砥石郷山は広島県の最高峰、恐羅漢山の北東方向にある山です。

その山頂そのものには何度も行っているので今更、、、、というような山ですが、今回はふもとの田代から登りたかったのです。

タカ長には初めてのコースなので、、、、そして、、、、そして、、、、このルートは急登のコースと言われているので、それがどのようなものか、自分の足で実感してみたかったのです。

今日の登山のスタート・ゴール地点は恐羅漢山のふもとのキャンプ場です。

ここに車を置いて牛小屋谷を下がり田代に向かいます。そこからが急登の始まりとなるコースです。

今日の軌跡はひどく乱れています。衛星の電波を拾ったのが牛小屋谷を半分下りたところ、その先はほぼ正確に記録されています。衛星の電波を拾うまでのルートは地図の点線とほぼ同じです。

    

この牛小屋谷は青春のころは何度も歩いたのですが、、、、

最近はご無沙汰しており、直近の、、、、とも言えないくらい前、34年くらい前に歩いたのが最後になっていました。

近年では谷があれていて、、、、というようなイメージをネットから得ていたので足が遠のいたままになっていたのです。

    

その牛小屋谷を歩く気になったのは、、、、友だちから「歩けますよ」と言う情報を頂いたからです。

ネット情報より実際に歩いた人の情報のほうが確かですね。

    

    

その牛小屋谷を歩いているところを相棒が撮ってくれました。

コースの一部には足場の悪いところがあり、、、、加齢とともにバランス感覚がガタ落ちのタカ長はおっかなびっくりで歩くところもありました。

    

田代から砥石郷山への登山口で小休、、、おむすび一つ食べて登り始めました。

登山道がしっかりしていることはネット情報で知っていましたが、、、そのうえ月末に行われるトレラン大会のための整備もされていて、苦も無く高度をかせぐことが出来ました。

    

急登といえば急登の道ですが、、、、

わが裏山でもこの程度の急登はあるので驚くほどのことはありません。

    

私たちはいつもおしゃべりしながら山を歩くのですが、そのおしゃべりが出来ないほどの急登ではありません。

ゆっくり、ゆっくり、しかし、休まないで登っていくとロープが現れて、、、、、

アレッ、、、ロープが現れたらこの登りも最終段階では、、、、、それにしては時間が経過していないなぁ、、、、、

そのようのことを考えながら歩いていたら高木がなくなり、、、、

遠くの風景が見えてきて、、、、

あっけなく砥石郷山の山頂についてしまいました。

現地に表示されているコースタイムはアテにはならないのでしょうが、、、、

田代の登山口のところに「1時間50分」と書かれていた登りを1時間20分、、、正確に言えばもう1分か2分早く山頂についてしまいました。

拍子抜けした、、、、と言えばその通りですが、、、、、

そのようなことが言えるのは、、、、今日は大陸の方から冷たい風が吹き出していて、、、、

汗だくで登ることがなかったからでしょう。

これがタカ長の実力なら嬉しいのですが、、、、本当はお天道様に助けられたラッキーパンチだったように思っています。